季節のことと常滑のこと


前回のブログから間があいたのは、その後一切簿記の勉強をしておらず、試験の申込みもしていないからです。こうなるってわかってたよね…
そうこうしてる間に、朝晩とても涼しくなりました。水出しの麦茶を作っておいてお湯でぬるく割って飲んでいます。ビールも飲みたいけど、なんというか、静かにビールが飲みたい気候。
夏の暑い中で汗だくになったあとに、はぁはぁ言いながらお店に入って「生!」って頼んで、出てきたらすぐ飲んで「クーーッ」となるビールを今年は飲まなかった気がします。そんなの夏じゃないと言いたいが、それはそれで置いておく。
味の濃いめの美味しいビールをするすると、静かに飲みたい。もしくは、名前のわからないカクテルを知らないバーで飲んでみたりしたい気分です。

 

先日、常滑に遊びに行きました。
常滑は名古屋から電車で30分。陶器で有名なところです。坂の多い住宅街の中に小さな工房と窯が沢山あって、その中に雑貨屋さんとかカフェとかもあって楽しい場所になってました。
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こういう壺が塀代わりになっている、映える道もあったりして。
ガイドマップにかかれている小道をぐんぐん進んでいくと、『かわいい動物陶器』と書かれた怪しい看板が出ていました。なにこれ…と不審な気持ちで入ると、そこはまるで最後の楽園のよう。
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アメリカ等に輸出していた"動物の陶器"のデッドストックを販売していて、それがおそろしく可愛くて且つおそろしく安い。上の写真の元気なスポーツぞうさんシリーズは1つ300円なのよ。こんなに細かくフルカラーなのになんたること!
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そして『本日の特価 赤土スワン 100円』て何…これ多分ずっと本日の特価なのでは…?等々、モノを見てはその表情の豊かさに騒ぎ、値段を見てはその信じられない価格に騒ぎ*1…して、息を切らしながらお買い物しました。こんなに全部が愛おしいお店久しぶり。こんなに買い物でドキドキしたの久しぶり。Novelties T&T、またの名を谷川製陶所、胸の高鳴りをありがとう。「常滑行くなら、マグカップか平たいお皿で良いのがあったら買おうな〜」とか思っていた私がバカだった。ここが常滑のピークであり、ここでしか買い物しませんでした。あと、パンを買った(美味しかったです)*2 

帰りにHUBみたいなお店のテラス席でギネスを飲みながら、買ったものを並べて「かわいいねー…」「かわいい…」「ここがかわいい…」「良い買い物したね…」と言い合ったのがとても幸せな時間でした。
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愛知県内にまだまだ行ったことないところが沢山あるので、こういう日帰り遠足みたいなのをもっとしたいな。
とりあえず常滑にはもう一度行って、LIXILがやっている陶器のミュージアム*3を観ようと思います。

 

 

*1:でもこれ、象さんが300円じゃなくて600円だったらここまで燃え上がらなかった気がするのよね。つまり買わせるには正しい価格設定なのかもしれない。

*2:

*3:INAXライブミュージアム。水曜定休。