引き続き酒のこと


炭水化物過多をやると、翌朝胃が重い。食べたものが全然消化できていなくて、脳に血がいかないせいかまったくやる気が出ない。
それをわかっているのに、元気がないときに「食べて気合を入れよう」とかなんとか言ってたくさん食べてしまう。本当はなにも食べないくらいのほうが翌朝スッキリ起きられるのに。わかっているのに…というのが昨晩で、今朝はすっかり重たい気持ちだった。
しかし昼間は予想を裏切る快晴で暑いが気持ちよく、仕事も盛り上がって、結果わあわあと楽しい1日だった。
自分に本当に甘いので、うれしい気持ちでおつかれさまのビールを飲む。(悲しい気持ちの場合も飲む。)引き続き『今夜、すべてのバーで』を読みながら。とても面白い。
肝硬変で入院していてもやっぱり飲んでしまう、それもごく自然に飲んでしまうシーンはなんとも「わかる…」となってビールが進んだ。そして飲み始めるとずっと飲んでいることが正になるのは一体どうしてなんだろう。飲めば飲むほど正しい、偉いような気さえする、不思議だ。
と、思いながら瓶ビールを一本飲み終わって、次どうしようかなと思ったが、結局お腹がいっぱいになり、飲まずに済んだ。この飲まずに済んでホッとする感じも一体なんだろうか。不思議だ。

 

帰り道、名古屋駅の周りを歩いていたら道に天むすが落ちていた。
わははー、めちゃ名古屋っぽい、嘘みたいだなーと思って写真を撮る。東京で名物が落ちてるとしたらなんだろうなー、と考えたら、あった。もんじゃ焼き。よく落ちてる。食べられないけど。
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