よもやの事態で、36年生きてて初めて入院を経験しております。*1
しばらく前から胃が痛くて、食べても食べなくても歩いてても座ってても痛いときは痛くて、痛くないときは痛くなくて。基本的には食べるとお腹が痛いので、なるべく控えめに、うどん食べたり、おにぎりをよーく噛んで食べたり、水餃子食べたり。でもやっぱり食べたいもの食べたくてクレープ食べたり、ペヤング食べたり。そうこうしながら騙し騙し出勤したりサボったりしておりまして。
ある休みの日の夜ごはん、ごくごく自然に、デリバリーでカレーとビリヤニを頼んだんですね。妙に食べたくて。それでもりもり食べたら特にお腹も痛くならなくて、よかったよかったと思って半分はタッパーに移して冷凍しまして。ちいさいアイスも食べて歯磨きして寝ようとしたら、段々お腹が痛くなってきたんですね。あーやっぱりカレー駄目だったんだ…と思って薬を飲んで寝たんです。で、翌朝もまあまあ痛いけど、絶対出なきゃいけない会議があったので、薬を飲んで出勤したのです。
そいで昼前の会議に出たんですけど、もう全然痛くてですね。座っていられなくて、中座してお手洗いに行ってみたり、吐こうとしてみたりするのですがどうにもならず。そのうえ低血糖みたいにフラフラ、手が冷たくなってきて、あーこれは無理、家というより病院に行くやつだと決意して早退。「なんかあったら電話して〜」ってチームの人たちに言ってみたけどあまりに自分が無理そうで「しづらいよね〜」とセルフツッコミしながらオフィスを後にしました。
帰路、電車に乗る自信がなかったのでタクシー呼んでもらったのですが*2、そこで痛みのピークが来て立っていられなくなり。結局会社の人にもかくかくしかじかの経緯を伝えることになり、カレーのことも話したらその後隣室で「カレーてw」と笑われてました。情けなくてちょっと泣いた。
病院に着いたら「もう内科は午前までで今やってないんですよ、救急にかかってください」と言われ。救急ってほどでもない症状だと思うんです、だってカレーなんです…と反論できる余裕もなく。痛いからなんでもいいやとフラフラ救急に行って、ついに吐いたりしてたら人生初のCTを撮ってもらえました。CTの台に乗ったとき、ポケットに入ってた百円玉が落ちてすごく恥ずかしかったです。
救急だから周りのベッドにどんどん人が入ってきて、駅で転んでしまったというおばあちゃまがお名前言うのがぎりぎりだったり、娘さんの電話番号がわからなかったりしていました。ご家族は?って訊かれて30年ずっと一人で住んでることを答えたり、カバンに入ってるメモ帳*3に書いてある長男は仕事中だから電話に出なかったり…
ドラマ〜!でもわりと軽症ぽい人たちばっかりで良かった〜!って思いながら、お腹は痛くて体をゆらし続けて数時間…
カレーの話も3人くらいにして、もう勘弁しとくれ、カレーが悪かったのはわかったから助けて、と思ってたら「このまま入院ですねー」とのこと。
え…!?
痛み止め薬を点滴してもらって、いろいろ書類にサインして即入院となりました。
とりあえずカレーは起爆剤としてあったけど、それ以外にもなんだか課題があるようなのでしばらく腹中心の生活をすることになりそうです。