なんのこと


「眉毛だけは描く」という最低ラインの通勤用化粧を、7月頃から一切やめた。透明の日焼け止めだけ*1つけて出勤。
マスクや髪型のせいもあって、ほとんど目しか世に晒していないので、もういいんじゃないかという判断。あと、この2ヶ月は屋外作業が頻繁にあり、汗がとんでもないことになるため顔も含めてタオルでゴシゴシ拭きたくて。
初めは「ひゃ〜、ええんかな」て感じだったけど、まあやっぱりすぐ慣れてどうでも良くなった。新卒で入った会社にこういう先輩いたよなーってちょっと思った*2けどその人は子どももいたし仕事もできたし全然今のわたしとは違うんだけど、いろいろ省略したかったんだろうなって、想像する。

そうこうしてたら8月末のある日、自分の顔が野田クリスタルにそっくりになっていたのでびっくりした。襟足の変な伸び具合、疲れた目の落ちくぼみ具合、顔の形がそもそも似てる具合…寝起きにパジャマで鏡を眺めて、アハ体験をしたのだった。こんなサイズ(155cm)になって名古屋の一企業に勤めに出かけるなんて、野田クリスタルも健気なもんだなぁとその日は不思議な気持ちで出勤した。自分じゃないと思うと自分の行動を優しい視点で見られるということがわかった。

今日休みだったので美容院に駆け込んで襟足をバサッと切ってもらったら、野田クリスタルは消えた。久しぶりに少し化粧したら私はまだ女性だった。

美容院の帰りに最高のまんが『子犬のこいぬ』の2巻を買って読み、心理的安全性の関連本として紹介されていた『最軽量のマネジメント』も買って読んだ。
気合と根性で"ガッ"と作業しただけの7月と8月だったので、9月はもう少しシンキングタイムを作らないといけない。やだな。

 

 

 

*1:忘れなければ

*2:2社目には化粧しない人ほとんどいなかった!みんな忙しいのにキレイにしてて驚きだった。その環境がちょっとつらかった。