今更ですかという話だけれど、もう"ちゃんと生きなきゃ"って思うのをやめよう、と決意した。
なんとすごい決意だ。2020年2月末、努力放棄の決意。
私の言うところのちゃんと生きるというのは、
「朝時間通りに起きて、
朝ごはん食べて、
顔とか髪とかきれいにして服着て、
時間通りに出勤して求められてる業務して、
お昼は持ってきたお弁当食べて、
残業しないで帰ってきて
晩ごはん作って食べてお風呂入って寝る、
ときどき洗濯掃除アイロン掛けと筋トレを含む、
ごみ捨てを忘れず、
かつお金を予算通りに整え、
休みは趣味などして朗らかに過ごす」
です。
いちばんハードル高いのが起床からの朝ごはんなので、そこはもういいことにして、まあ、お湯でも飲んでとにかく出勤する。
そこらへんがうまくいかず出勤するべき日に休み、その情けなさに打ちひしがれ、ついでに他の悲しくつらいことも脳内の引き出しから稼働空間に放出されて、泣いて過ごし、すごくテンションの低いブログ(前回)を書いてしまう、のを避けたい。
能町みね子さんの言うところの "ギアが変わってしまって"、抜け出せなくなるのが問題だ。そのままでも出勤すれば、なんやかんやで抜け出せる。家に一人でいると抜け出すきっかけがほとんどなくなる。インターネット上の全ては羨望と嫉妬と自己卑下のための糧となり、本を読んでもなにか思い出してすぐ泣いてしまう。送られてきた「好きなものに囲まれてゆっくり過ごしてください」という自動応答LINEにも「好きなもの…？とは…？なにもない…好きなものがなくなった…！うわーん」と過剰反応してしまう。
このへんは"ちゃんと生きなきゃ"が、心にあるところから始まっているのではないかと思う。それをやめる。
35年間…特にこの15年間で、どんぶらこどんぶらこと低きに流れてきた。ついにここまで来たか、と自分でも驚く。向上心すら持つのをやめる決意、つまらない人生になりそうだ。
と言いつつ、名古屋に来てから疎かにしていた低用量ピルの摂取を再開すればもう少し"ギアの変わり"度合いを調整できるはずなので、つぎの休みは病院に行こう。そうしよう。
ちゃんとしない決意があるのでラーメン頻度は上がり、体は太ります。決意、すごく危険です。
