元気と簿記のこと


昨日を引きずって元気が出ず、這うように出勤した。出勤して、なんやかんやしていたらまあまあ元気になって、帰ってきた。結局ちょっと踏ん張ってオフィスに行くことが、一番手っ取り早く元気になる方法だ。アドレナリンが出るのかな。ただし元気を維持するのは難しい。
そして怠慢だった私の"ほうれんそう"について、相手に「怠慢でした」と謝罪した。相手はギョッとしていた、まあそうだろうな…。謝るのは自分がスッキリしたいためだなと思ってまたちょっと反省した。でも言わないより言ったほうがいいと思うことにする。


午前中、元気が出ないついでに、久しぶりの友達に連絡をして、急遽ZOOM飲み会を夜開催してもらった。
東京の様子を聞いたり、仕事の様子をお互いに話したり、いろいろ喋って元気になった。
お互いに自分の業務に丁度よい名前が付かず、こなれてさばいていく日々に不安を覚えている。またこのスーパースピードで変わりゆく世の中で自分が変わらず食っていくにはどうしたらよいのだろうかという、35歳らしい悩みを吐露し合った。
「なんか資格がほしい」
「簿記とかいいかも」
「わっ!わたしも簿記とろうかと思ってた!」
「わ!一緒にやろう!一人だとくじけるから」
「やろうやろう!」
「とるなら1級?」
「や、1級は税理士とかを目指すレベルらしいよ」
「そしたら2級か」
「履歴書に書けるのは2級からって書いてある」
「とるのどれくらいかかるかな」
「TACのサイトには350時間勉強しろとある」
「350時間って、1日1時間勉強したら1年じゃん」
「…」
「ユーキャンは?」
「6ヶ月で無理なく目指せます、だって」
「次の試験11月…」
「…」
「なんか萎えてきた」
「ね」
一気に盛り上がって一気に冷めた。簿記に対する思いがなさすぎてとても面白い時間だった。
まあそんなにインスタントにとれる資格なんてないだろう。わたしは宅建を甘く見て取り組んで(LECにまで通って)見事に落ちた経験を持つ女。本気を出さないと取れないよな、きっとたぶんなにも。
そんな彼女は7月にディープラーニング検定を受けるという。まじか、AI人材か。憧れる。
わたしもAIまでいかなくても、ITにもう少し詳しくなりたいな。でも、まずは簿記からのような気もする。


川原泉笑う大天使』がスマホで読めるようになったことに気付き、にやにや読んでいる。何度読んでも楽しいな。

 

笑う大天使 1 (白泉社文庫)

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