ほうれんそうと匂いのこと


うーん。
職場で若い人の様子を見たり、あれこれお伝えする職務(一言でいうと育成か?)を持っているのだが、全然うまくいかない。
たぶん、小学生の夏休みの宿題みたいに、ずっと隣について見ているのがいいのだと思うのだが、私の仕事はそれだけでもないので、なかなかそうもいかない。
愚痴を言っていいなら「もっと"ほうれんそう"してほしい」ということに尽きるように思うのだが、違うのだ。私が、ほうれんそうを聞きに行かなくてはならないのだ。それを面倒がっているから結果的にお互い苦労している。怠慢なのだ…と思って反省しながらも、ビールを飲まずにいられない。
難しい。疲れた。がんばらねば。
居酒屋でビールを飲みたいが、やっぱりもうちょっと控えていないとまずいのでは、と思って、家だ。
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しかし住んでいる部屋にも欠陥があることに気がついた。
6月の初めなのに、名古屋は早くも最高気温33℃。当然、夜も暑い。暑いよ、べたべたするよ、ともがきながら飲んだり食べたり。
まだクーラーをつけるのは時期尚早というやつかな…と思って窓を開けると、飲み食い中はいいのだが、すべて終わって寝る段になると、ムッ…?となる。
部屋中が油の香りに包まれるのだ。
ごく近隣に中華屋があって、そこの排気が全部来ている。
去年の残暑の頃に引越してきたのだが、その頃はどうしていたんだろう。全く覚えていない。
朝晩の早い時間と遅い時間しか家にいなかったから気が付かなかったのか?でも、ステイホーム中もしょっちゅう窓を開けて換気していたが、気にならなかった。まだ気候が良かったから?暑さが匂いを連れてくるのか?
なんとおそろしい、なんとかなしい、と嘆きながらクーラーをつけてしまった。とりあえずまだ感じていないけれど、クーラーの空気にも中華屋の香りが含まれてくるのだろうか。こわい。
とりあえず自分で匂いの強いものをどんどん作って食べて、部屋の匂いをエスニックにすることで気にしない方向を作ろうと思うのだが、そうすると洋服がみんなそんな匂いになってしまうだろうか。ワンルームなのだ。