だめかもなこと

 

転職サイトを眺めるのが趣味と言ってもいいくらい、ちょくちょく見ている。今すぐ転職する気はないけど、見ている。
それは「もし今の勤め先でダメになっても、こういう会社が求人してるから、どこかにはきっと入れるから大丈夫」と思うためだった。

しかし、それももうダメかもしれない。
募集を見ても「こんな仕事は私にはできない」と思ってしまうこの数日なのだ。

なにもできない、どこの会社でも使えない、スキルと呼べるものはなくて、ただ返事の良いだけの人になっている、という気分と事実が頭の中で蔓延している。やってもやってもやることがなくならなくて、仕事がどんどん流れていく。流れたものを依頼主が拾って「どうなってます?」と言ってくれてやっと焦ってそれに取り組む。そんなことの繰返しでますます己の価値への疑問が募る。体力も知力も、誠実さもスピード感も、なにもかも足りない。
このまま名古屋で今の職場で、中途半端なあれこれを寄せ集めた仕事をし続けて古参のお局みたいになって、一生を終えるのも悪くないのでは、と理解しているのだが、直感的には嫌なのだ。
東京には帰りたいと思わないけど、どこかまた別なところで生活して仕事してみたい。しかしあと数年やってみよう、あとちょっとだけ頑張ろう、と思っているうちに10年すぐ経ってしまいそう。そしたら48歳になっているのだが、わたしはそこからどう生きられるのだろう。

とりあえず今日はお酒を飲みますね。そうすればすべて解決する気がします。


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