キャリア…のこと


もう、どういう仕事をしたいかとか、なにをしてるときが楽しいかとか、わからなくなってきたな。
とにかく目の前のことをなんとか乗り切って、うまくできたら嬉しいし、できなかったら悲しい、みたいな毎日だ。本当はもっと長い目でいろいろなことを考えられたらいいのだけど、全然できないまま日々が過ぎていき、しかも、そのできなさに甘んじている。うーん。ここがストレッチポイントなのだと思うが、伸び、それは苦しい。


まえに友人と飲んだときに、「いままでのキャリアとか学歴とかお給料とか才能とか、とにかくなんにも関係なく、別な職業に着くとしたらなにをしたい?」というお題が出た。
話を盛り上げるいい質問だな〜、と思った。
私は、まず、花屋が思いついた。
才能が関係ないなら、画家も。
あとは、WEBとかインターネットの仕事をしてみたい。
"WEBとかインターネットの仕事"という呼び方自体が、もうなにもわかってなくて恥ずかしいのだけど。


『豚組しゃぶ庵』が閉店するというニュースを聞いて、そのオーナーの多彩な仕事ぶりを思った。この記事にもあるけれど、みんなが「なう」とか「tsudaる」とか言っていた頃のTwitterでは「リナカフェ」と「豚組」がホットスポットだったように思う。わたしはリナカフェは行ったことなかったけど、豚組には1度だけ行った記憶がある。
飲食店を作って流行らせる仕事をしていたはずの豚組のオーナーは、いつの間にかご飯の写真を美味しく撮るためのアプリを作っていて、へーえと思って使っていたら、いつの間にか飲食店の予約台帳システムを作っていた。経営者という職種でいけばずっと同じなのかもしれないけれど、こんなにも違う業種で立上げをし続ける人がいるんだなと思って尊敬する。


だから(というには大雑把な話だが)(そして自分のことをそんな実力者だとも全く思ってはいないが) "WEBとかインターネットの仕事"みたいに、違う業種に取り組むというのは、きっとなにか取っ掛かりがあればできなくないことなのかもな、と、思える。35歳未経験とか、まぁ、採用する側からしたらありえないだろうな、とも思うけど、なにか掴みがあれば、あるかもしれない。LinkedInからポロポロ送られてくる求人を楽しく眺めながら妄想だけして応募しない日々。とりあえずもうちょっと伸びてからでないとな…とか言って、全然伸びなかったりして…


f:id:l11alcilco:20200629231945j:image
もうすぐ東京着く。