あがらぬこと


逃げ出したいけどやりたいことがない。
中学高校大学、勤め先その1その2と逃げ続け、その都度なんとなくいろいろ時間を潰してきたけれど、もう逃げ場がないようだ。
37歳の現実をご覧なさいよということか。
こんなことブログに書くべきではないかもしれない*1が、お金の心配がなければまだまだ逃げ続けたと思う。
そこの覚悟が甘いから苦しんでいるのだろうな。
ジャンボ宝くじが当たるのを祈るしかないか…そういう大人になりたくなかったのにな。


昨日、一昨日は本当に心が沈んでしまって、なにもしてないのに涙が出て出て困った。
癌のような、もっと難しい病気*2というわけでもなく、まして痛いところもなくそれなりに元気なのに、"まったく元の状態には戻れなさそうだ"という事実が心底つらく感じた。
でも加齢に伴って、若い頃と同じように飲み食いできなくなるなんていうのは往々にしてあることだ。焼肉のカルビはもう1枚も食べたら充分だ〜、みたいなこと、それの拡大版がジワジワではなくドカンときただけのこと…
なんて思えるのは今すこし気が落ち着いているから。
飲み食いすることだけが趣味なのに、これがずっと繰り替えされるとしたらもうアイデンティティ・クライシスが起きるのではと感じもしている。わたしはもう一生『どんどん庵』のカツ丼を食べられないのだろうか?*3
そして飲み食い以外の趣味*4は、なにがしたいか全然わからない。

 

ウクライナのことロシアのこと、コロナのこと、恐ろしいことが次々に起こり、なんだかなあという気分が高まる。

 

兄弟や友人に慰められ、その優しさにさえ猜疑心を覚えながら重湯を飲む。
重湯とみそ汁とくず湯とお茶。みそ汁は具なし。
こんなにバリエーションに飛んだ水分を同時に口に入れたことはない。なんとなく三角食べする。
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散々落ち込んで、仕事もせず、気分転換にオレンジページレタスクラブを両方買って読んだら少し気が晴れた。
今日は昨日よりも元気だなと思っていたら、補中益気湯が処方された。元気を補ってくれるらしい。たのむ。

 

 

 

*1:もうなんでも書いてるけどな…

*2:そういう人たちも同じ病棟にいて、患者同士で「死ぬのかなぁー」とか話してたりする…

*3:どんどん庵のカツ丼についてはこちらから→ カツ丼のこと - いろいろなことがある

*4:Twitterとブログは呼吸のようなものなので趣味にカウントしない