その後の食事と米のこと


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既に甘く懐かしい思い出になっている、入院生活。
何人もの優しい大人たちが私の体調を気にしてくれて、ご飯も作って持ってきてくれて、お掃除もしてくれて…*1
そんな中の食生活は、「こんなにいいの?」と聞きたくなるほどたっぷりの白いご飯と、優しく煮たり和えたりのお野菜と、適量のたんぱく質、主にお魚で構成されていた。

退院してすぐ、どうしてもホットケーキが食べたくて近所に駆け込んで食べた。
そのあともやけに甘いものが食べたくて、お菓子を買っては食べている。お酒を飲まなくしているので、ストレスの発散先が甘いものになってしまっているのかもしれない。
毎日ひと切れずつ食べようと思って安くて巨大なカステラを買ったけど、ひと切れに留められたのは初めの3日くらいで、あとはふた切れ、三切れを連続食いして「俺はなんという罪を犯してしまったんだ…」と悔やみながら寝た。牛乳が合って合って困る。しかし巨大なカステラはだんだん目が詰まってきて美味しくなくなるので一人暮らしで買ってはいけないということがわかった。個包装、大切。

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病院のような一汁三菜が理想とはわかっているが、まさか自分にそんな手間をかけられない(かけてたらもっと健康だ)*2
3COINSでレンジ用蒸し器を買って、葉っぱとキノコと魚を蒸したのを作って食べている。レシピは白央さんのやつ*3 を参考に。蒸し器が思ったより大きかったので、夜と昼の弁当の2食分になって助かる。
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それと、炊き込みご飯を毎日食べる。
入院食のごはんの量の多さに本当に感心したので、1日一度はごはんを食べないとな…という義務感でご飯を炊いている。
そしておかずを一品増やす代わりに、ご飯に具を混ぜることでなんとかならないかという願いを込めている。大概、鮭とか、サバ缶とか、鶏ミンチとかをたんぱく質として入れて、あとはしめじなど。冷凍えだ豆と塩昆布というのも教えてもらってやってみたら美味しかった。
問題はそれでしかご飯を炊いていないので白米が食べたい気持ちのとき悲しいこと。いざとなったらサトウのごはんを買って食べてしまう。平素、混ぜご飯に馴染んでいると、白いご飯っておそろしく美味しい。
白米、すごいぞ…という気持ちが高まり、会社のチームメンバーにお歳暮で米を贈ってしまった。重たい。

 

 

*1:ばーんとご請求もいただいたけど当然の価格であった

*2:入院までしたらさすがに自分に手間をかけるようになるだろうと思ったが人間のレベルは変わらないものなのだ

*3: