巨大なカステラの切れ端が、ただでさえ安いのに見切りで更に値下がりしていたので買ってしまった。
スーパーでもコンビニでもとりあえず見切り品を見て買う。フードロス削減に貢献しているなぁ、SDGsやなぁ、と思っているけど実際はケチなだけ。斑点がしっかりついた見切りバナナを買って数日かけて食べたりするから、わりとグズグズやわやわのものばかりだ。たまに緊急的にコンビニで1本で売っているバナナを買って食べると、中がきれいな真っ白でしっかりしていて驚く。
巨大なカステラは買ったその日に1つ食べて、残りをしまう。以前も巨大なカステラを買ったことがあって*1 、途中からパサついてしまったことを悲しんでいたら、友人が「ひとつずつラップに包んでジップロックに入れたら持つよ」と教えてくれたのだ。今回はその学びを活かす。
そういえば先日もブログで味噌汁の冷やし方がわからないと書いたら友人が「でかい保冷剤を鍋の下に置くと早く冷ませるよ」と教えてくれて、みんな本当に優しいし賢い。これからも困ったらブログに書いていこう。
カステラをひとつずつラップに包みながら、SDGsなぁ…と思うとどうも矛盾している。ワンウェイプラスチックはダメ、海洋ごみになるプラスチック使用をやめよう、というのもSDGsの流れの1つだが、こんなにもラップを使ってプラスチックの袋を使って、余った食べものを丁寧に丁寧に包んでいる。やっていることがトンチンカンだ。とはいえ現時点でカステラを包むのにラップ以外のものがあるかというとない。カステラを包まずに一気に食べきればいいのか?そうすると腸が詰まるかもしれない。
湿度の多いこの国や近隣アジアの国々で、プラスチックをやめることなどきっとできないだろう。コンビニもスーパーも置いてあるものほぼ全てプラスチック的なものに包まれている。キットカットも外は紙のパッケージになったけど中の小分け袋はプラのまま。きっとそのうちハイブリッドな包装製品がどんどん出てくるのだろうけど、果してなあ…と思いながら、包んだカステラをお弁当にして食べている。
SDGsとかエシカルとか新しい言い方が出てくるけど、私はいまだについ「エコ」と言っちゃうと姉に話したら、姉は「地球にやさしいと言っちゃう」とのこと。地球にやさしいってそういえば久しぶりに聞いた、と笑った。
*1: