お好み焼きのこと(広島に行ってきました)


広島名物、やっぱりどこかで食べないとねと思う程度の気持ちで、お好み焼きを食べに行った。


お好み村という、お好み焼の名店が集まっているビルがある。ワンフロアに7軒くらい、鉄板をひしめきあわせていて、2階から4階まである。
その隣には「お好み共和国」という店があり、「お好み焼 村長の店」もあり、斜向かいには「お好み焼き へんくつ」もある。お好み焼きに関するあらゆる主義・主張があふれた一角になっている。ということはもうありとあらゆるブログに書かれているんだろうな。
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4階の「厳島」というお店がいいよと聞いて行ってみた。
エレベーターを降りてびっくり。びっっっしりと、修学旅行なのか遠足なのか、小学生が鉄板を囲んでお好み焼きを頬張っていたのだった。そのフロア、全ての店で。
「あ、大人がいる!」と思ったらそれは先生とバスの運転手さんたちの一群で、どうにも平日昼間一人で観光している女の入る隙はないようだった。
f:id:l11alcilco:20190428195235j:image(ダメダメと思いつつおもしろくて写真を撮ってしまった)


しばらく「厳島」の前で佇んでみたのだけれど、相手は小学生なので全然食べ進まない。体の大きい子が一人「おせえなあ〜」とか言って食べ終えていたけど、他のみんなは持て余しており、彼が立つわけにも私がそこに体をねじ込むわけにもいかず、諦めた。


別のフロアは主に外国からの観光客が熱心にお好み焼きを食べていた。私はガラガラでもなく、満席でもないお店に座った。
や~見事に焼きますねと一連の作業を眺めて、完成品の写真を撮り、配布されるミニこてで切る。小皿に乗せて食べると、いまひとつまとまらない。
f:id:l11alcilco:20190428195306j:imageソースのついた上面を食べてみたり、出汁粉で炒めた麺を食べてみたり、するけれど、「あーこれがお好み焼きなんですねー」というひとかたまりでは食べられず、やきもきする。
広島のお好み焼きは、焼きそばの麺を炒めて、キャベツやその他具材と層にしてまとめてある。よく考えるとあんまり食べたことがないし、あっても久しぶりだ。モダン焼きという名前で、実家の近くのお好み焼き店にあったかもしれない。それくらいの距離感。大学生くらいの頃に、下北沢のお好み焼き店に行くのが個人的に流行してちょこちょこ行っていたけれど、それもいま思えば大阪風の、すべてのパーツが渾然一体となったアレであった。


ゆえに、わたしには広島焼きのリテラシーもマナーも全くない。それに気がついて、他の地元民ぽいお客さんたちの食べ方を観察してみた。すると、お好み焼きの切り方が違うことに気が付いた。
わたしは、真ん中にコテを入れて四つ切りにして、ピザやホールケーキを分けて食べるようにして小皿に乗せていたのだが、地元らしき方々は、ひと口分を外周から切り出して食べている。外側から段々と円の中心に向かっていくような感じだ。
なるほどそうすればバラつかせずに口の中に入れられるのか!と気付いたのはもうだいぶ食べ進んでからだった。ざんねんだけど、満喫しきれなかったなぁ、と思いながら食べ終えた。普通の焼きそばのほうが好きかな…と思ったことは絶対に広島の人には秘密にしておく。

 

カープのこと(広島に行ってきました)

広島は、とにとかくにもカープであった。カープから逃げられる企業などないように見えた。


f:id:l11alcilco:20190425231825j:imageお菓子屋さんも(パッケージが帽子に!)。
f:id:l11alcilco:20190425231855j:image飲み屋も。
f:id:l11alcilco:20190425232008j:image飲み屋も。
f:id:l11alcilco:20190425231915j:imageちょっと洒落てそうな飲み屋も。
f:id:l11alcilco:20190425232104j:imageかなり手作り感のある喫茶店も。

 

宮島の水族館はカープのコーナーがあり
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赤ヘルぽい金魚が泳いだりしていた。f:id:l11alcilco:20190425232231j:image
スナメリのコラボグッズがかわいくて息止まる。f:id:l11alcilco:20190425232259j:image

 


f:id:l11alcilco:20190425232320j:image針も(広島は針の生産数日本一だそうだ)。
f:id:l11alcilco:20190425232335j:image柿の種も。うまい。
f:id:l11alcilco:20190425232351j:imageペット屋さんも。
f:id:l11alcilco:20190425232420j:imagePARCOも。


各方面からご推薦いただいた『むすびのむさし』も。
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 なお、『むすびのむさし』と(おそらく)バトルしていそうなおむすび屋さん『ちから』は、アンオフィシャルな提案でカープにあやかろうとしていた。
f:id:l11alcilco:20190425232644j:imageCセット。

 

名古屋でももちろんドラゴンズグッズ、ドアラグッズを名古屋駅や観光地で売ってはいるけど、ここまでではないと思う。(最近あんまり強くないからか?)(ここ小声で)

思うに、カープ坊やのデザインがそもそも良くて、間抜けにならずにグッズ展開できるところが強い。カープを自分たちだけで楽しむばかりでなく、地域産業へ仕立て上げたエラい人がどこかにいるんだな。素晴らしいことだ。 老若男女が連れ立ってマツダスタジアムへ歩いていく姿を眺めて、カープフォーエバーという気持ちになった。当日はカープがドラゴンズに勝ったので、ちょっとホッとしながらお酒を飲めた。

 

でんがくうどんのこと(広島に行ってきました)

 

太田川の土手近く、西広島駅から徒歩約10分くらいの、団地と住宅と中小規模な建物のある静かなエリアに、ホルモン天ぷらの店が点在している。

この記事を読んで、広島に行ったら必ずや食べなければと思っていたホルモン天ぷらだけど、新幹線の中でこの2日間の大まかな過ごし方を検討しているうちに「もしかしてこれは天ぷらではなく、同じ店で食べられるという"でんがくうどん"こそが本命なのでは」と気が付いた。


果たしてその予感は当たったのである。
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め ちゃ め ちゃ うまい!(後ろに写ってるティッシュの箱が面白いのは置いといてください)
韓国料理でいうところのコムタンスープのような、内臓でとったアッサリかつうまみぎっしりの透明な出汁に、ホルモンがごろごろ。味付けはお塩。うどんは丸くてすらっとした細いうどん。そうめんの選択も可。スープだけ(その場合の商品名は"でんがく")も可。でんがく、天ぷら、ごはんで定食にしている人もいた。
のってるホルモンはシャキシャキでうまい。スープも旨い。うどんはスルスルと。やさしーい、けど、徐々に目がひらかれるようなパワー。これが全国区にならないのはおかしい!と一瞬思うが、それは自他の同一化みたいな、わたしが好きなものはみんなも好きでしょというアレである(アレとは思い込みのことかな)。まぁ内臓を食べることそのものの好みがかなり別れるので、誰もが好きとは思わないけれど、天才ラーメン店主がうまくアレンジして東京で出したら流行っちゃうと思うな。そもそもここまで焼肉、焼鳥、ホルモン焼きが全国各地で食べられているんだもの、近々日の目を見てもおかしくない、と、とりあえず主張しておこう。


もともとの目当てであったホルモン天ぷらは、記事にあるとおりドサーっとカウンターに山積みされていて、好きなものを自分で選んで自分でカットする。どれがどれだかわからなかったので「センマイが食べたいです」とお店の人に言うと「センマイいま揚げてないの、ハチノスならあるよ」「そしたらハチノスがいいです」「ほいっ」と天ぷらの山からハチノスを選んでくれた。包丁で切って、酢じょうゆに唐辛子の入ったタレをかけて食べる。

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まあ、美味しくないはずはない。
ただ、揚げて少し時間が経ってしまったのと、そもそもわりと厚めのコロモなので、すこしモッサリした。わりと酢じょうゆをビシャビシャにして食べるのが正解かもしれない。ひとかけら、うどんに放り込んで食べたら、これまた旨かった。でんがく、必須だ。


近隣でお仕事されているおじちゃん方がごはんと一緒にやっつけていたり、もう終わったのか楽しく瓶ビールでやっていたり、おじいちゃんおばあちゃんがのんびりとうどんを啜っていたりの店内。テレビの取材など受けていそうな、壁に貼られた色紙たち。店内は美しい女性たちがきびきびとお仕事されている。平日の昼間に現れた観光客はわたし一人で、場違いの感があったけれども、そんなの慣れっこですよハイハイ、という態度で接してくれてありがたい。ローカルフードを食べて悦に入っている旅行者でスイマセン、と思いながら、なるべくはしゃがずサッサと食べた。
美味しかったなー。まさに、尊敬する大先輩のハッシュタグ「旅することは遠くに食べに行くこと」の出来事だった。

 

《追記》

このあと広島の街をウロウロしていたら、「名物」としてホルモン天はいろいろなお店に出ていた。
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もう一軒くらい入ってみればよかった、という気持ちで新幹線に乗る前に買ったパックのホルモン天は美味しかった。
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セルフケアのこと

ひとり暮らしの家事はつまるところセルフケアである。

充実したネトフリ生活、と言ってもクィア・アイとルポールのドラァグレースしか観ていない(でも料金分の価値があると思っている)が、どちらも根底のテーマは「己を愛せよ」で、そこで実行すべきことは「セルフケア」となる。
ただし、セルフケアは自分を大事にすることであって、甘やかすことではない。酒を飲みすぎたり食べ物を食べすぎたり寝すぎたり買い物しすぎたり、することではない。一方、月に2回美容院に行くことでも、歯科医で保険外のクリーニングをするまでのことでもない。(それはもちろんできるならしても良いのだけど。)
ノンオイルな食事を作って食べる、定期的に運動する、窓を開けて部屋を整える、アイロンをかけて似合う服を着る、ゴミは捨てる、みたいな諸々は、家庭の中では家事ではあるが、ひとり暮らしであればセルフケアだ。

当たり前のことを書いていてすみません。これが全然できてないもので。

思えばダイエット活動は一番のセルフケアだった気がする。毎日体重を計り、カロリーや栄誉バランスを考えて食べ物を選んだり運動したり。自分の体のことを真面目に考えて毎日ちゃんと取り組むとちゃんと痩せる。ネガティブな(太っててしんどいという)力を使って、だんだんポジティブになっていくという、セルフケアの極みである。

この、毎日ちゃんと、ということがなによりも難しい。なにしろ毎日時間通りに会社にも行けてない人なんですよこちとら。

とある疎遠になってしまった友人が「わたしはね、毎朝起きて洗濯機回して干して、クイックルワイパーしてから出かけないとね、イヤなの!」と言っていて、すごく印象的だった。ああこういう人もいるんだな、性分が違うんだな…と思っているうちに疎遠になったのはなんとなく自分でも納得がいく。彼女の良いところはそのライフスタイルを正としてこちらに押し付けるわけではなく、「わたしってそういう人なんだよね」とわざわざ言ってくれる優しさだったのだけど。

 

とりあえず休みの土曜日、部屋を掃除して溜めた食器を洗いすべての排水口を洗い、湯船に浸かりながら顔の凝りをゴリゴリと揉んで昼間を過ごした。「あ〜こりゃセルフケアですな」としっかりめに化粧をし、夕方から楽しくでかけた。出かけた先では炭水化物を摂りすぎたけれども、飲み過ぎず健全な時間に帰宅して、寝た。

日曜日は定時に出勤できました。f:id:l11alcilco:20190421200249j:image(夜中にこういうものを食べるのはセルフケアではなくて自分を甘やかしているやつ)(必要なときもあるよね)(ね)

 

 

定時のこと

こんなところに書くことでもないのだけど、最近全くと言っていいほど定時で出勤できていない。


別に遅くまで働いているわけでもないし、遅くまで遊んでいるわけでもない。 ただ、乗るべき電車に合わせて起きて出掛けることをしていないのだ(文字にしてみるとただただ最悪でびっくりする)。
前回の記事の酔っ払っていて信用が失われることよりも、こっちのほうが重篤だろう。来ないかもしれない人に頼める仕事って、あんまりない。


わかっているのは、都度都度の休みにタガを外しすぎて、その疲れが取れないまま1週間を過ごしているだけという、自己管理の問題。
遊ぶ日と休む日の2日に分けられればまだ…と思いつつ、そもそもシフト制なので連休が少ない。連休になると嬉しくて(東京に帰ったりもして)はしゃいで疲れる。ばかなのか。
同僚みんな明らかに私より長く働いているのにニコニコ定時に来ていてえらすぎる。夜勤もあるようなシフトの世界の人々はすごいと本気で尊敬してしまう。生活リズムとかなくて大丈夫なのか、慣れるのか?体力の鬼なのか?分けてくれ体力。
体力を得るには運動しなくてはならないというこの世の難しさ! 体力もシェアリングエコノミーになったらいいのに。


定時出勤できてないとき、生活リズムもなにもなく、料理もろくにせず、運動もせず、掃除洗濯もぎりぎりのラインで、生活全般がガタついて、太る。悪いムードである。どこから修正したらいいかと絶望的な気持ちになるが、とりあえず定時出勤すれば他もなんとかなるんじゃないかしら、という気もする。卵が先か鶏が先かというところ。


そんなわけで来週の目標は、定時出勤です。


f:id:l11alcilco:20190419204826j:image(東京ではしゃいだときの写真)

昼から/一人で飲むこと


先々週の金曜日の夜から『きのう何食べた?』のドラマが始まったので金曜日は家のテレビの前で正座待機である。

よつばと!』と並んで、数少ない単行本が出るのを待っている漫画なので愛着がある。登場人物みんなのことが好きだし、もう10年以上読んでいるから親戚のような気持ちになる。佳代子さんのお孫さんが小学生になったことに素直に驚ける非実在隣人は、わたしだけではなかろうよ。

 

初回放送日の前日はごはんを作る気がないところにお誘いをいただいて、飲みに行った。
誘ってくださった方はもともと東京に住んでいて、いまは名古屋にいる。コミュ力がはんぱなく、誰とでも仲良くお話できるような感じのお酒好き。どこにいても、こういうタイプの方に支えられているなと思う。わたしは中途半端に内弁慶で、柱の影からみんなを見ているようなところがあり、促されないと動き出せないわがままさがある。話し上手な方と一緒にいると、ありがたいことに楽しく過ごせることが多い。恐縮しながら仲良くさせてもらっている。

彼女とは『きのう何食べた?』ドラマ配役の妙について木曜日に大いに喜びあい、土曜日に振返りの会を行うことにした。金曜日の夜はそれぞれ自宅で正座してドラマをリアルタイム鑑賞。初回は想像以上にコミックス1巻そのままで、次のセリフがわかるほどだった。こんな場面あったねと、懐かしさすら感じた。

土曜日は昼から名古屋駅西口の立呑屋に行った。人気店でひょいとは入れないので、15時の開店時刻に合わせたのである。お天気もよく昼から飲むには最適。明太子をまるまる一本天ぷらにしたやつが衝撃的に美味かった。こわい、おそろしい食べ物だった。
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2軒目にもう一段階シブい居酒屋で飲んで、そろそろ帰りましょうかとなった。そこに珍しく、職場の同僚からLINEがきた。近所に住んでいる方で、こちらもお酒好き。"おかあさんのとこ"にいるので飲みませんかーというお声掛けで、ついつい行ってしまう。もう相当飲んで、しゃっくりしているほどなのに。

 

"おかあさんのとこ"はあまりにローカルなので名前を出したくないのだが、中国出身のご夫婦が営む中華料理店で、ものすごく量が多くて安くて美味しい、家から徒歩7分のすばらしい店だ。しつこいほどに温かい女将さんのキャラクターも愛されていている。それ故の"おかあさんのとこ"だ。
去年の夏ごろ、深夜に冷やし中華が食べたくなってこのお店に駆け込んだ。メニューを見ると魅力的な「カレー春巻」の文字があり、そのときは冷やし中華欲だけを満たし、また来ようと誓った。
次に来たとき、普通の春巻とカレー春巻とキムチ春巻が2本ずつという素敵なアレンジメニューを食べながら(デフォルトが一種類6本なので調整してくれた)、ノンアルビールを手酌でやっていると、扉が開いて「こんばんは〜…あれっ!!!」と同僚二人組が入ってきた。がーん…!となって固まってしまう。
相手は面白いネタを見つけたぞという顔で「よく来るんですか?」と訊いてくる。社員の居住率がとても高いエリアなので、こういうことはあるだろうと思ってはいたのだが、構えが足りなかった。それに、この店は社員があつまる"いつもの店"であることも、その瞬間まで知らなかった。そそくさと春巻を食べ終えて、その日は走って家に帰った。
翌日には同じ部署のほとんど全員が「あの人は中華屋のカウンターで瓶ビール手酌(笑)」と知っていた。狭い世界なのだ。そのときはノンアルだったんですという言い訳も、したところで意味はない。一人でカウンターで飲むことはわたしの生活スタイルなので、どうこうする必要もない。だけれどもそこに嘲笑が含まれているとなんだか疲れる。生態がずるりとバレて楽になったとも言えるけれど、笑っている相手にわたしが業務上意見したところで、耳を貸してもらえなくなるのではと思うとおそろしい。

 

そんなわけで"おかあさんのとこ"にはそれ以来行っていなかった。その土曜の夕方、久しぶりに行って改めて二人で飲み食べた。相変わらず量が多くて安くて美味しいので、逸したなぁとこの数ヶ月を悔いた。でも、また同じ目に遭いたくないから一人では来たくない。
そのあと別な同僚から「仕事終わったよ」の連絡も来て、別なところで4人で飲み食べ。結局解散したのが24時頃で、10時間以上飲んでいたことになる。やりすぎだ。
当たり前だが翌日は二日酔いになる。昼から飲んで二日酔いにならないためには、夜飲まないことだとわかっているのだが、できた試しがない。どうしたらいいんだろう。
ついでに「あの人は昼から飲んで酔っ払っている(笑)」の情報も翌日にはしっかり部内に広まっていた。どうしたらいいんだろう。どうでもいいけれど。

f:id:l11alcilco:20190417213749j:image(数日後、8人くらいで連れ立って"おかあさんのとこ"に行ってチャーハンを頼んだら、優勝力士のようなボリュームの大盛りが来た。美味しかった。)

クィア・アイの謎のこと


クイア・アイのシーズン3が配信になりました。


観ました。泣きました。


もはや、イケてない男性をイケてる方向に向ける、みたいなことでは全然なくなっているシーズン3。いろんな事情のある人が、自分を愛せるように、誰かを愛すためにも自分を愛せるようになるために、ファブ5が力を貸します、という番組です…と言っていいと思う。

すごいよ。

シーズン2の最初の回も衝撃的な重さだったけど、シーズン3もまあまあ重たいのある…エピソード4とエピソード5が特にすごくきました。エピソード4はもう一度観ようと思っているところです。Robert(変身する人)に共感しすぎて泣けて泣けて…。ちゃんと見直して、できることをメモしなければ…まあやるべきことはわかっているのだが…な…。

東京にロケに来てたのはいつやるんだろう、というのも楽しみ。


しかしね、前にブログを書いたときはAntoni(ご飯担当。かわいい)の作るご飯の量の少なさに疑問を感じていたのだけど、今シーズン観ていて気付いた謎がひとつあります。
部屋のリフォームで必ず本棚に本を詰めるシーンが出てくるんだけど、

その本はなんなの…?

もともとのそこの家の蔵書なの…?
でも絶対ちがう、めっちゃ部屋の色に合わせてあるもん。背表紙に文字殆どないもん。あと読み跡ないもん。
あれなんなんだろう。
全部きっちり選書してあって「君が変わるために読むべき本が読み放題だよ!」だったら最高だけど、きっと実際は中身真っ白なんだろうな。
だとしたら正直、邪魔だよな…
もし私が変身する人だったら、とりあえず今持っている本の置き場を相談したいもんな。読んでない本がこんなにあるってわかったら、Bobby(インテリア担当の人)困るかな…ごめんな…ってなる…


そんなことを思いながらネトフリを観て布団の中で呻いています。


ルポールのドラァグレースも観てるけど、決め台詞は同じなんだよね。自分を愛せない人に他人は愛せない、と。
やー、こまったこまった。
f:id:l11alcilco:20190403000032j:imageクィア・アイのインスタストーリーに自己啓発ノートみたいなのが上がってくるときがあるんだよ)