照れと恥じらいのこと

 


友人のごまさんと2人でgomm*1というチームを名乗り、なにか作ったり人を集めて一緒に遊んだりする、その主な活動がドレスコードを決めてピクニックをすること、というのを始めたのが2011年なので、今年で10年になる。


わたしが名古屋に来たことで活動が疎かになっていたところへ、コロナの影響があってこの1年は開店休業状態になっており、本当ならば祝賀会など実施したいけれど何もしていない。

でも10年は10年でめでたい区切りだからということで、これまでを振り返る会をオンラインで途切れ途切れにやっている。具体的には過去の記録や写真を見ながら、インスタライブで喋るという方式だ。*2 

昨日までに3回やったのだけど、思ったより話すことがあってまだ2015年までしか振り返れていない。最初の数年は1ヶ月に2度とかイベントをやっていて、その頃のエネルギーに溢れている感じが眩しい。*3

10年もやっていると来てくださる人も移り変わり、やってみる内容も移り変わりで、写真を眺めていて飽きない。飽きないのと同時に、「もっとガッツリやればもっと"なんか"になってたんじゃないの…?もったいない…!」と嘆く場面がとても多くて面白い。
同時期に似たような変な活動をしていた人たち*4は新書*5まで出したというのに、メディアへご紹介いただいたこともあったのに…とおばさんになった私達は嘆く。

若かった私達はその場を楽しむばかりで、自らを売り込むことを怠っていた。その理由を掘り起こすと、主に、照れと恥らいのためだったのではないかと思う。あと、へんなプライドと、中途半端な堅実さと。
その辺りがもっとフワフワしていて、ついでに妙な勢いがあったら、今ごろ調子に乗ったインスタグラマー兼ユーチューバーになって、サロンで会員を集めてサプリをPRしていたかもしれない。ダンスが踊れなくてTikTokについていけず苦しんでいたかもしれない。それか地下アイドルとして35歳を過ぎ、地上に上がれなくて悩んでいたかもしれない。わからない。

そうでない今に大きな不満もないので特に苦しまないが、これからはもったいない場面を逃してはならないねと昨晩話した。しかしなんとなく、また10年後に「あのときもっとこうしておけば〜」と話している気もする。

 

とりあえず10周年にかこつけていろいろ記念のグッズを作ったりしたい。ありとあらゆることが手探りで、全てを家のプリンターで出力していた10年前に比べて、低ロットでいろいろなものが作れる世の中になったなあ。
あ、今あるラインナップはこちらですどうぞよろしくお願いします!

 

 

*1:ごまさんの「ご」と、むまの「む」で「ごむ」です

*2:初回はクラブハウスでやってみたけど、その後インスタライブに。

*3:あとけっこう暇だったんだな…と思う

*4:すごく失礼

*5:これのことです