髪と顔のこと(1)


昨年末に美容院へ白髪を染めてもらいに行ったとき、恥を忍んで言いました。
わたし「パーマをかけようとおもってて…」
美容師さん「いいですね!どんな感じにしますか?」
わ「えっと……あの…バンタン…BTS…」
美「あ〜〜!テテですか!?」
わ「いえ…」
美「グクですか!?」
わ「あ、はい…」
美「似合うと思います〜〜!もう少し伸ばしてあーしてこうしてあーしてこうしたらステキだと思います!」
わ「は、はい…」
めちゃくちゃドキドキしながら言ったけど全然否定されなかったので、心穏やかに年末年始を過ごせました。


で、1ヶ月ほど経ち先週の休みに美容院へ行きました。
すると担当の美容師さんが「見てください!めっちゃ研究したんですよ〜!」とスマホを見せてくれた。すると写真のフォルダに「○○さんグクパーマ」の文字が…あらゆるグクのスクショと女子のショートカットパーマの写真を収集してくれていました。
この人、良い人すぎる。
23歳男子になりたい36歳女ってどうなんだって感じなのに、こんなに考えてくれてありがとう…感謝しながらあーじゃこーじゃ話をして、パーマを掛けていただきました。
が、
美「ごめんなさい…全然パーマかかりませんでした…もう一回やらせてもらっていいですか…」
わ「え、でもこれでも大丈夫ですよ良い感じですよ」
美「や、これだともうめちゃくちゃ一生懸命コネコネしないとスタイリングできないです…」
わ「う…(コネコネは無理だ…わたしは朝起きてから10分で出勤する女…)」
美「ほんとにスミマセン!」
わ「いえ、私の髪こそスミマセン…1週間このままやってみて大丈夫だったらキャンセルしますね!」

 

と言って1週間。
やっぱり全然コネコネできないし、JKを見ているともう少し切ったほうが近づけるなと思ったり、実はSUGAさんがとてもかっこいいのではないかと新たな扉が開いたり。思い返せば15年前、なりたかったのはJIRO(GLAY)かTMR(西川貴教)で、髪をピカピカの十円玉のような色にしていたなぁと懐かしんだりして過ごしました。
女優さんとか女性アイドルを見て「この人みたいになりたい」と思ったことはほとんどないのに、男性にはなりたくなる、これは一体どんな感情なのかな。身の程を知っているからなのか、変身願望が飛躍しすぎているからなのか。後者だと思うんですけどね…とにかく何事も見た目から入るタイプ。
(この頃の西川貴教です)

 

で、昨日また美容院へ行ってきました。
ツルッツルの真直ぐな髪で行ったので、美容師さんは少し悲しそうでした。コネコネの工夫もせずごめんなさい。
少々切っていただき、改めて巻いていただき、ツーブロックには結局しませんでしたが、なんとなく「ぽく」なりました。2週越しで完成したわたしなりのBTS(JK)髪。うんうん、今どきのモテる男子ぽい、同時に結構おばさんぽくもあるので気をつける必要がある…!

 

これで髪型が多少進展したので、あとは踊るだけではないか(?)と思いつつ、顔のことを次のpostで書きます。