ほの暗い東名阪のこと


昨日はここ最近の休日の中でもなかなかの充実ぶりで、「こんなにも縦になっていた休日はいつぶりかしら…わたし、元気だわ…」と己にときめいていた。
だが、ふと「わたしが今すべき業務とは一体なんなのだろうか…」と元気故の欲張った発想を持ち始めてしまい、結局ほの暗い気持ちになりながら寝た。
ほの暗い気持ちでも寝られるのが私の良いところだ。


今朝はほの暗さが胃に来たのか、なんだかキリキリしながら過ごした。本当にやるべきことをやらずに、いま目の前で解決しなくてはならないことに立ち向かい翻弄されて時が過ぎていくばかりの日々だ。しんどい気持ちを持っている人のことさえ軽んじており、誠によろしくない。

 

「東名阪って言葉知ってる?」とでも言うかのように、東京、大阪に次いで愛知県の感染者数が増えていて、ほんとうに3月との違いを知りたい。3月〜4月は福岡のほうが感染者が多くて「やっぱ福岡のほうが都会だからなぁ」なんて思っていたのに、盛り返して、どういう筋書きなのか。俺コロナおじさんのせいか?最近登場しないけど。と思うとやはり、おじさんは用心するようになっており、若者が感染しているということなのかもしれない。

引き続きちまちまこの本を読んでいるのだが、全然懐かしさとか新鮮味がない。「わ〜、緊急事態宣言とかあったね、無事に一段落してよかったー」と思いながら読みたい本のはずだが、星野源に首相が乗っかった動画についての部分とかまだ全然怒れるし、4月の時点で貯金を切り崩して生きてた人たちの今が本当に心配だ。何度も同じことを書くけど事態は何も良くなっていないのだもの。冷静に考えると2022年くらいまでこの調子なのかもしれないけど、だとしたら私の仕事はなくなるかもしれない。それこそステイホーム期間にブワッと襲ってきた『無職』の怖れがまたひたひたと近づいてきて、また胃が痛くなるのだった。



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夜は洋風冷奴と小松菜炒めを食べた。なにかを炒めたのはいつぶりだろうか。