デーツのこと(ドバイに行ってきました)

2/4-2/8で、ドバイ旅行に行ってきました。


ドバイのお土産といえば「デーツ」と出かける前から各所で読んでいたのだけれど、食べたことがなくて味が想像できず、はてさてどんなものかなぁと思っていたのです。
そしたら初日から食べられた!
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ホテルでお茶請けとして置いてあったのです。でもそのときは恐る恐る食べたからか、満腹だったからか、美味しいのか美味しくないのかわからなかった…。みんな揃って首を傾げたのが初手の感想。

 

3日目、オールドドバイの客引き激しいマーケットをウロウロして疲れ切った結果、日本語で「見て見て〜、これは生姜〜、これはウコン〜、これはラ〜ベンダ〜、これは…」と話しかけて来た人のお店に入りまして、そこでデーツのチョコがけを買いました。
店に入った途端コレ食べなさいと試食を強要されて、もらったら、美味しくて。
歩いたり押し売りされそうになったり勝手にターバンを巻かれそうになったりで疲れていたので、1/3がチョコ、1/3がデーツ、1/3がナッツみたいな激甘の商品が沁みました。ねっとりして、糖分全開、カロリー満点なところがスニッカーズみたい。スニッカーズのあのとろ〜り、ねっとり成分が、デーツでできているような感じ。
袋にいっぱい入って0.5kg分、たぶん100AEDはしなかったと思う。他のスパイスと一緒に買ったから正確な値段がわからない。一個あたり100円くらいだったのかな。安いのか高いのかわからないけど、スニッカーズだと思えばなんとなくあり。
会社のお土産にして雑に置いておいたら、就業時間後のぐったりした社員たちに大変好評でした。その疲れに効く感じわかる、わかるからこそ、もっとたくさん買ってくればよかった。失敗。
(ちなみに調べたらスニッカーズのミニサイズは100個で1500円とかで売ってるらしい、断然安い。)

 

家族のお土産にはBateelという有名店でキチッと箱に入ったデーツの詰合せを買いました。自分用にも少しだけ、と思ってオレンジピールの挟まったデーツの小箱を。
f:id:l11alcilco:20190220223056j:imageこれがまたうまー。ねっとり甘いところにオレンジピールの苦味がちょっと来るのがいい感じ。
箱のつくりもかわいいのですけども、留め具にマグネットを使っていて、どうやって捨てたらいいかわからない…ドバイの容器リサイクル事情、どうなっているのだろう。
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ギラッギラの、金と財閥の力を感じる大観光地で、これだ!というお土産がデーツというのは、地味でもあり、エキゾチックでもあり。
巨大なレーズンのような、でもプルーンともちがくって、干し柿と言われると確かに近いかも、という黒い果実。出かける前に読んだ参考漫画「サトコとナダ」で、餡子を食べたナダが「これ、デーツだ…!」と言うシーンがあったのだけれど、なんか、それもわかる、とにかく直球の甘さと栄養の強そうな味が、砂漠の過酷な環境と歴史を感じさせていいなぁと思いました。中東各地では大切な栄養源として、現在進行形で広く食べられているとのこと。


と、思いつつ、ドバイ土産に「デーツまんじゅう」「デーツ瓦せんべい」「ラクダのこぶゼリー デーツ味」みたいな亜種がもっと出てきたら面白いのにな〜、と想像するのも楽しいです。

サトコとナダ 1 (星海社COMICS)

サトコとナダ 1 (星海社COMICS)

 

 

 

 

 


f:id:l11alcilco:20190220223306j:image(マーケットで絡まれすぎて疲れて顔が死んでいる記念写真)(隣の同行友人の顔も死んでいます)