変わらぬこと見えてないこと


Twitterに登録した日を覚えていますか?」の通知が来て、あ、今日ですか?と思って画像を見たら15と書いてあってゾッとした。15年間ずっとやり続けていることなんかTwitterしかない。歯磨き以上にTwitterしかやってない。

数週間前にTwitterイーロン・マスクに買われたあと、Twitterは良くなるのではなく、なくなってしまうかもしれないと言われて、あわてて大昔にとったMastodonのアカウントを確認しに行った。よしよしまだある、何かあったらここでツイートしたらいいんだなとホッとしつつ、過去の投稿を見ると2017年11月1日が最新の日付だった。

 お昼にどん兵衛グリーンカレーうどんとサラダ食べたんだけど、うどんのカレー部分ちゃんと美味しくて絶対これ白ご飯ぶっ込みパターンやろ!!!と思いながらガマンして灰緑色のスープすすってた。(えらーい)

あまりにも芸風が変わらなさすぎて少し凹む。しかも、今なら白ご飯ぶっ込んでると思う。芸風はさておき、態度は劣化しているじゃないか。

15年前からのツイートもこんなことばかりで、寒い眠いダルいお腹すいた何食べた、云々でタイムラインは埋まっている。これでいいのか、なにか自分のTwitterの使い方に新機軸が必要ではないか…と珍しい意欲が生まれた。毎朝元気な挨拶と共に自撮りをアップするとか…いやいや何を血迷っているのか、などと一人で首を振り、何がしたいかなぁと風呂で考える。
絵を描けるようになりたい気がする。色のついた絵を。毎日やったら描けるようになるかな。毎日となると何を描くか迷うので、あいうえお順に思いついたものを描くことにした。

朝起きて布団に入ったままアイビスペイントで描いていると、別なことがわかってきた。全然見えてない。知っているものを描いているつもりなのに、全然覚えてない。どういう形なのか、どういう色なのか、全然わからなくて、出力できないのだ。
結局画像検索して、写真を見ながら描いてみるのだが、それでも難しい。どこがどうなってるのか見えてない。
絵を描くのは観察ことと判断することの繰り返しなのだなと思いながら、とりあえず6日間続けてできたけど、果たしてこのまま続けられるだろうか。

高校の時の友人から「卒業文集の用語辞典の挿絵を思い出した」と言われて、20年前にも50音で細かいイラストを描いていたことが記憶から消え去っていたことに気付く。わあ、芸風が変わってない…!と結局また焦るのであった。

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