りーりーと泣いちゃうのこと


小沢健二の新曲『泣いちゃう』がいいよとツイッターで流れてきたので、聴いて(見て)みたら泣いちゃった。

(前略)
と 気持ちをおさえていても
本当はこれ、むりです と

わたしたちは 一人のキッチンで
世のありさまを呪いつつ
泣いちゃいます
(後略)

そうなのだ、ホントは無理なのだ。

歌の最後は明るくまとめて、この世を呪いながら生きるしかないと言っているけれど、なんとかならないか足掻きたい。でも、どうにもならないことばっかりで、やっぱり無理…と思って泣いちゃうのだ。

なんという歌だ。

 

ちょうどこの数日間で、この本を読んでいた。

この中には、小沢健二氏の息子であるりーりーが登場して楽しくお話ししている様子が書かれている。

その頃から比べてとても大きくなったりーりーが、コロナでわけわからなくなった世界で泣いちゃうような気持ちになっている(のかな)お父さんと、一緒にさっきのMVに写っている。

時間の流れを感じる。

それと、この歌の作者と本の著者、二人の天才が付かず離れず仲良くしていてほしいなと何故か願う。
お二人共わりとわけわからなくてちょっとついていけないところも大いにあるけれど、お二人共やっぱり素敵だな。

 


とりあえず私はいま自分の上司が「予定通り」の「通り」を「どうり」とひらがなでメールしてくることに腹立っています。
「お」なんですよ、「う」じゃなくて、って、いつか言って差し上げたい。

そんなことが理由じゃないけど、フワッと申し込んでみた転職の応募が2次面接に進んでしまい焦っています。