未来都市のこと


ウーブン・シティの建設が始まったとのニュース。
トヨタが街を作りますよ、との告知から、パートナー企業の募集とか、いろいろあって、1年くらい。
すべてがIoTの街。全部がインターネットでつながっている街。自動運転の車がバンバン走って、地下に物流ルートを敷いて自動で物流させるんだって。


めちゃくちゃ住みたい。
平素、わたくしはチンタラしてるけど、そういう未来らしい未来が大好きだ。
めちゃくちゃ住みたい。(2回目)


でも最初に住める人は300人くらいらしい。しかも、高齢者、子育て世代、発明家や起業家、という優先順位らしい。
お〜〜〜、当てはまらない〜〜〜〜〜。
子育てするか…?モチベーションが邪すぎるか。
農業、医療、飲食みたいな施設も作られるんだろうけど、どこにも当てはまらない職業の自分が哀しい。トヨタの人もたくさん住むみたいだから、大抵のことは自社内でできちゃうだろうなあ。こんなにトヨタ社員になりたかったと思ったときもない。挙手制で引越すのだろうか。いいないいな。クルマ売る仕事から急に公務員みたいな、町役場の人みたいな仕事になるのかな。人事や法務の人なんかも活躍するだろうな。な。な。


高齢者と子育て世代を…というのはまあわかるけど、たとえば片親家庭、外国人、LGBTQあたりについてはどうなんだろう。シンプルに始めるつもりなんだろうけど、CMに出てくるような朗らかな住民像だけに留まっていてほしくないなとも思う。
社長いわく、「誤解を招きそうな言い方だけど、民主主義ではない。一つの意思を持った街だから。」とのこと。なるほど、実験都市だから、みんなの声を拾うというよりも、コレだと思う政策なりサービスなりを実施する方が優先されるということだ。
すると、ここでの好事例を一般に広げるにはどうしたらいいんだろうね、というハードルが、きっとこの街の次には待ってるんだろうな。


とりあえずなんでもない人も住めるよ!って募集がかかったら、応募したいなと思ってます。