優しい世界と正義のこと

 

ステイホームのムードは遠くどこかへ消え、毎日出勤しては上司の悪口を言って過ごしている。
こんなことではいかんのだが、あまりにおかしなご指示をいただくもので、悪口がつい出てしまう。相手に直接言えばいいのに。悔しい。悔しさを胸に詰めながら、なるべく心を静めてメールなど申し上げる。直接言い合っても負けない瞬発力とクリティカルシンキング、それをささえる根拠がほしい。日々の感想がこれというのは、35歳にしては若すぎる。でも、嘆くだけでなく、ゴネるわけではなく、整然と意見を述べ、実行する人物になりたいものだ。


数週間前の、あの家にいる日々に、もっと勉強しておけばよかった。という後悔が出てくるのもわかっていた。が、やらなかったなぁ、あはは。
想いばかりが高まって、結局どこかで酒を飲んで、最後にコンビニで唐揚げを買って食べてから寝る日々だ。ただのなんにもしていない人だ。


香港もアメリカも大変だ。
と思っていたら東京もやっぱり大変そうだ。
セサミストリートの公式ツイッターが声明を出していて、共感したので引用する。


"friends to create a world that is smarter, stronger, and kinder" スマートで強く優しい世界を作る仲間にわたしも入っているつもりだ。自分がいろいろなことを憎く思うのは、正義や自由のため、のはず。でも、「これが正義やで」というつもりで他人の自由を脅かしている人もいるんだよな。優しい世界は無法地帯ではないはずなのに、世界中それぞれお好みの正義でパンチし合っているようだ。じゃぁ、じゃぁ、正義ってなんなのよ。
ということで今これを読んでいる。

ふだんづかいの倫理学 (犀の教室Liberal Arts Lab)

ふだんづかいの倫理学 (犀の教室Liberal Arts Lab)

 

読みやすい。もしかしたら正義のことがわかるようになるかもしれない。