もう1つの空間のこと


昨晩の炊き込みご飯は、鍋に対して米が多すぎて、米に対して具も調味料も少なすぎた。
昨今のあれこれで家のお酒が充実しているのでポコスカ飲んでしまい危ない。炭酸水も作り放題飲み放題になり、割り放題である。氷がないので、冷凍したレモンをグラスに入れ、角のウイスキーをちょろちょろし、自家製炭酸水をゆっくり注ぐと大変美味しい。レモンが効いてるねえと言いながらトントコ飲むと、非常に短い間にぐにゃぐにゃになっているのだった。
それと炊き込みご飯の出来はあまり関係ないのだが。
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楽しみにしていた行事が全面的に消え去っていく日々だ。直近のことで言えば甲子園もそうだし、先週末オンラインでムードだけを感じた東海最大フェス『森、道、市場』もそう、個人に寄せればお誕生日のお出かけなんかもみんな自粛しただろう。
そんなとき、つい言ってしまうセリフは
「来年は絶対!」
なのだが、
果たして来年はあるのだろうか。
高校3年生は大学生になり、森道市場は"どう"開催するかを問われ、キティちゃん大好きな子どもは来年の誕生日にはハリー・ポッターのファンになっていて、今年行くはずだったピューロランドの予定はUSJになるかもしれない。*1
そんなリアルでの差ならまだしも、もっとドラスティックな変化のある世界になるのかなと思う。
今日友人に教えてもらった記事。

フォートナイトの中でコンサートがあり、1200万人以上が楽しんだという。
わたしはゲームをやらないので、こういう世界で味わう感覚に疎いのだけど、多くの人がアリと感じているならそうなんだろう。
エンターテイメントはリアルな場の単価と価値を上げ、同時にもう1つの場を持ってそこで細かい金額をコツコツ稼ぐようになるのかな。そんな単純な話でもなさそう。自分の体の代わりにアバターがなにかしている…という意識を越えて、もう1つの空間にいる自分はリアルな自分イコールであるという意識がこれからみんなに身に付いていくのだろうか。
シムシティ(しかもスーファミの)しか頭に思い浮かばなくて、アップデートができていないことを身に沁みて感じる。
早いもの勝ちだろうな。

 

 

*1:よく考えたら、USJにもキティちゃんはいるんだった。