深夜、Netflixの『ビッグ・ファミリー・クッキング』という番組を見ていたら、ズッキーニを持ってcourgetteとしきりに言っているので、courgetteをググったら「ズッキーニ」と出てきた。ズッキーニって英語だと思ってたのに…といった内容をTwitterに書いたら、「ニュージーランドでは茄子は"アボジーン"だよ!」とリプライが来て衝撃…!調べたらaubergineが綴りだそうです。イギリス英語圏の食べものの難しさよ…。
しかし、『ビッグ・ファミリー・クッキング』はいろんなエスニシティの人たちのご飯が見られて面白い。 ちなみに、zucchiniはアメリカでは通じそうですよ。茄子もeggplantで大丈夫そうです。
ゴミ出しに合わせて朝から散歩した。
よその家の花をしきりに眺めてみたり、ほしいものもないのにセブンイレブンをウロついてみたり(ごめんなさい、でも胡麻ダレを買った)、あぁ、誰かが言ってたけどまさに老後の練習である。早起きして、行くとこなくて…ついに初めての公園に辿りついて、ツボ押しロードがあったのでしっかりその上を歩いてしまったのは、老人ぽさの極みだな、とひとりで笑ってしまった。
ちゃんと起きたのでそのままの流れで、この数日やりたかった水餃子作りをする。薄力粉でなんとかできると読んだので、粉にお湯を入れて、捏ねて、寝かせて。これだけか…!
餃子のタネを作って、テレビ体操して洗濯して、姉とLINEして。聞くところによると中学生と高校生の姪たちはライブ配信授業で朝から晩まで忙しいらしい。ZOOMで!7コマも!大変だけど、生活リズムがあって良いなぁ。
で、皮を丸く広げるのが難しい。
そもそもめん棒がない。どっかにあるはずだけど、ない。ので、ステンレスボトルで代用。テレビで見るみたいに素早くくるくるくるくるできたらいいのだけど、もちろん全くできずに、回す、押す、回す、押す、でぐだぐだに。さっき言った「これだけか…!」はウソであった。
慣れてきた頃に終わりを迎え、タネを包んで、茹でて。2分。これだけか…!焼くより全然簡単だ。
美味しいか美味しくないかというと、まぁふつうに美味しい。セブンイレブンで買った胡麻ダレはこの食べ物にとって大変良い選択だった。しかし「とても美味しい!」に持って行くには、もっと皮をモチッとさせるのと、具をブリッとさせる必要がある。
ハッ…と今さら気がついて、家にあるウー・ウェンさんの本を見る。具、もっといろいろ可能性があるので、やっていくぞという気持ちに。
映画『ROMA』を今更ながら観た。
想像していたよりもストーリーがあって、モノクロの効果でまるでドキュメンタリーのようだった。この人たちはこれからどうなるのだろうな、いいことなさそうだけど、いいことあるといいな…という余韻。きれいだけど悲しい写真がずっと続いているようだった。
そしてこれを映画館の大きなスクリーンで黙って見るのはけっこうキツいだろうなと思う。「うー」とか「えー」とか言いながら、小さなテレビで見るので私にはちょうど良かった。通話つなぎっぱなし映画鑑賞会、第一回であった。
夕方、同僚から電話がかかってきて少しうれしい。状況を聞き、伝言ゲームで別な同僚へ伝える。いろいろあって金曜日に会社に行くことになった。10日ぶりの出勤だ。果たして、スイッチオンになるのだろうか。
夜はInstagramでレシピを見たアサリのミルクスープと、厚揚げとニラとトマトの味噌炒め。
味噌味に生トマトをジャッと足すと、あっさりしていいなぁ。アサリのスープはとても美味しかったのでまたやろう。アサリが安いときに買って冷凍しておくことを教えてくれたシロさん、ありがとう。
やー、こんなことばかり考えているんですけどホントにオフィスで働けるんでしょうか。やりたいかやりたくないかを問われたら、あんまりやりたくなくなってきちゃったよ。ヤバい。や、働かなきゃだし働きますけど…「ベーシックインカムのある生活てこんなかな?」とさえ感じた、ホントなんなんだこの日々は。