ピューロランドのこと


ピューロランドがなんだかイケているらしいとは聞いていた。この数年、同じくらいの年齢の友人(子なし)がピューロランドにちょびちょびと行っているのだ。ディズニーランドほどの頻度ではないが、確実にいる。ハロウィンイベントでポムポムプリンが今夜はブギー・バックスチャダラパーと一緒にパフォーマンスする姿も見た。こうやって文章にするとちょっとびっくりするけど、そういうイベントをやっている。


自由だな、振り切れてて面白そうだな、行ってみたいな、久しぶりに…幼稚園の頃に行った以来だな…と思い続けて何年も経っていた。

 

昨年の11月か12月頃にこの本を読んで、小巻社長の想いと行動に心がギューッとなり、これは必ず可及的速やかにピューロランドに行かなくては…と決意が固まった。


で、1月に日帰りで行ってきたのだが、そのとき行っておいて良かった。
つい2020年2月22日より、ピューロランドは一時的に休園している。新型肺炎からお客様やスタッフを守るための措置としてのお休み。ピューロランドは完全屋内型のテーマパークで、それが最大の特徴であり魅力でもあるのだが、この新型ウィルスというなんともコントロールし難いものが一滴でも入り込んだら、なかなか追い出せないような環境でもある。雨でも風でも、寒い冬でも楽しく遊べるせっかくの場所なのに、世の中厳しい。でも、休園する判断ができたことはさすがだなと思う。


訪問当日はとても混雑していて、小さなお友達も大きなお友達も楽しそうだった。

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わたしもキャラクターの顔になってるカレーを食べたり、食べ終わったあとの紙皿のデザインにときめいたり、ぐでたまショーの意外性に感動したり、昔のままになっているゾーンで懐かしさを噛みしめたり、おみやげの品揃えに驚いたりと大いに楽しんだ。
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特にグッと来たのはパレードの内容。



サンリオの価値観『世界中みんななかよく』を全面に押し出したストーリーに衝撃を受け、「そうだね…そうだよね…!」と涙が出た。 東京ディズニーランドで数年前に新しくなった『イッツ・ア・スモールワールド』に久々に乗ったら、ラストで泣いてしまったのと同じ状態。「世界はせまい、世界はおなじ、世界はまるい、ただひとつ」の歌詞を脳内に叩き込まれ、純粋すぎる思想に打たれた。 それに、この会社の社長の書籍を読んだときに感じた「この人の"全てを愛でやっていく"スタイルに心から憧れる…!」という気持ちを、このパレードでのキティさんにも感じた。(特に愛でやっていく、とは書いてなくてわたしの解釈です)


強いよ、サンリオピューロランド
悔やまれるのは大人気コンテンツの『カワイイカブキ』を観られなかったことなので、この肺炎問題が一段落したらまた行きたい。

 

 

それと、トイレがめちゃくちゃすごかった!!!ので、行かれる方はぜひ一階のぐでたまショーの近くのトイレをご利用ください。