あー。

ペールエールからのIPAでフライドポテトを延々やりたい。延々と。
 
 
唐揚げではないのです。
唐揚げはちょっと重い。
唐揚げにレモンは不可逆ですが私はレモンをかける派。
その絞ったあとのレモンをそのまま齧る派。
小学校のときのお弁当のときから最終齧る派。
我が家は鶏肉が禁じられていて(父が鶏肉を食べないため)週一回の学校のお弁当のときにだけ、母が唐揚げを作ってくれて、その機会のレア感と実際の味の美味しさに唐揚げ大好き人間に育ちました。
高校生になって自分でおやつが買えるようになったらセブンイレブンの唐揚げ棒が基本。
甘いものを食べないので、同じ値段ならポッキーやカントリーマアムよりも唐揚げかシーチキンおにぎりを食べて生きてきました。
就職しても残業前には唐揚げを食べていたので、唐揚げ女と呼ばれたこともありました。オフィスで臭いますよね。
 
その一方、芋に対する愛情のなさといったら。
まず、野菜のふりをして、炭水化物感が満載なのが癪でした。
なんだよ、あの、ホクホク感。
ケンタッキーでフライドポテトかコールスローかが選べるセットがあったら、120%コールスロー。野菜を付け合わせるのに芋って食物繊維もなにもなさそうだし、ましてや揚げ物に揚げ物を合わせるのはおかしいと思っていた。他の栄養を摂らせろよ、と。
他にもイギリスに超超プチ留学したときに泊まった寮で、毎日いろいろな形状になって芋が出てきてほぼそれしか食べるものがなくて、しかも全部に全然味がついてなくて泣いたり。
(あのときはすごく寒かったし若くて真面目だったから寮から出掛けて外食しようなんて思いもつかなかった。最終日近くなってテーブルにケチャップが登場して、全てを解決した。)
とにかく、芋には良い印象がなかったのです。
 
 
それが、1年か、2年前でしょうか。
気付いてしまったのです。芋の美味さに。
特に、フライドポテトのパワーに。
 
 
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なにこれ。延々食べていられる。後を引く。
サクサクしててホクホクしてて、たまにカリカリしてて、ジュワッとしてて。
糖と脂。糖と脂!!!
人生がまた一つ角を曲がったな、と思いました。
つまり、開けなくていい扉を、いつのまにか開いてしまっていた、ということです。
 
たぶんこの芋への扉を開いたことも、7キロ太った原因のうちの一つなんだと思います。
どっちが先か、みたいな状態ですが。
芋が先なのか、デブ化が芋を呼んだのか…。
 
 
という感じで今すごく芋について悩んでます。
困った…