のつづきです。
〜あらすじ〜
特に興味もなかったマイレージクラブの次のレベルになれそうな三十路OL。ときは2016年11月下旬。「絶対修行してJGC会員になるべき」って言われたけど、修行ってなに？JGCってなに〜？
ここからは対話形式でお送りします。
既にJGC会員になっている先輩(以下、先) 「それは絶対修行してJGC会員になるべきだよ！いま何ポイント持ってんの？クリスタルなんて持ってても意味ないよ！」
三十路OL(以下、私) 「修行…ってなんですか…？ポイント数わからんし…あとJGCってなんですか…サファイアとちがうんですか」
先 「クリスタル(この当時の私のステータス)って本当中途半端、ほとんど何もないのと同じで、ラウンジにも入れないし１年経ったら権利なくなるでしょ」
私「はい」
先「サファイア(次のレベル)になればいつでもラウンジ使えるしお友達と旅行したときも一緒に使えて２年間有効だから。荷物も追加で載せられるし。で、JGC(=JALグローバルクラブ)会員になればもし転職したり妊娠したりして出張とか旅行の回数が減っても、一生涯おなじステータスだから」
私「２年。一生。その違いとは」
先「JALカード持ってるんでしょ？」
私「……」
先「今すぐ作りなさい。JALカード持ってればサファイアになると自動的にJGC会員になれるから。そしたら一生なんだから」
私「JALの人なんですか？」
先「JALの人ではありません」
註：ちなみにただのJALカード持ってても自動的にJGC会員にはなれない。サファイアになったお知らせと共に、JGC会員へのお誘いがあり、年会費が必要なJALカードに切り替える申込みをすることによって、JGC会員になれる。つまりサファイアというステータスはJGC会員への1つの鍵のようなもの…(申込みました…)
先「で、いま何ポイントあるの？あと何ポイントでサファイア到達？年内あと何回出張あるの？」
私「えっ、わかんないです。ケータイも充電切れそうだしマイレージ番号覚えてないです」
先「じゃコレ使おうよ、番号は問い合わせよう(と言ってノートPCを広げケータイでマイレージクラブに電話する)」
私 (まじかー！)
結局マイレージクラブが営業時間外だったのでその場でのポイント確認と今後の計画は一旦収束。ちょっとホッとしました。
私「でもたしか残りは20000ポイントくらいで、年内にあと一度は出張あるので、6000ポイントくらいは貯まりそうです」
先「あとJALカード作ったら初回搭乗ポイントがつくから」
私「や〜でもあと10,000ポイント以上あるのに、年末どこも行く予定ないし、今年は紅白でSMAPを観たいんで」
先「いやいやいや！そこで修行ですよ」
私「修行」
先「1日でね、羽田から那覇に行って、石垣、那覇、宮古、那覇、石垣、那覇って行き来して、羽田に戻ってくるの。これが一番効率良い！」
私「え〜〜」
先「もうね、やることないから文庫本必携。行きも帰りも同じ機体でスチュワーデスさんも一緒なんだよwでもこの時期ならすぐわかってくれる」
私「はあ〜〜」
先「同じことやってる人たち結構いるからw」
私「まじすか」
先「 Googleで『JGC』って入れると『JGC 修行』ってサジェスト出るからww」
私「え〜〜〜〜」
(出た)
先「絶対やったほうがいいよ！」
私「はあ〜〜、でも〜〜、島をぐるぐるまわるのは嫌だ…北海道とか福岡とかに遊びに行くのはどうなんですかね…」
先「それでもいいかも、でも島巡りの効率の良さはハンパないよ。千歳空港とか市内まで出るのに時間かかるから遊んでたら往復するの大変だし」
私「う〜〜む…」
とかなんとか言ってこの日は終了。
一生おなじサービスが受けられるってのは良いけど、それのためにお金いっぱい出して1日飛行機に乗り続ける日を作るのはなんかなぁ…とモヤモヤしながら帰宅したのでした。
翌日。
この人はJALの人ではないのかな…
あと一回つづきます。
