アメリカと顔のこと (連休のこと 3)


朝からアメリカの大統領就任式の様子をツイッターなどでたくさん見た。
厳かではあるけど、なんだろうかこの祝祭感、パーティ感。これからいいことが起こりますよ!と思わせてくれる華々しさ。こういうところに憧れるよ。レディ・ガガのhumbleながらも輝く女王様っぷりと、ドクター・ジル・バイデンの素晴らしく美しい色のスーツと、カマラ・ハリスの姪っ子ちゃんたちの可愛さに痺れた。 
トランプ以前のアメリカにあった、アメリカが世界をリードして、良い世界に整えてさえやるぞ、みたいな考え方は今や存在できないと思っているけれど、そのへんはどうなんだろう。それどころじゃない昨今ですけども。とにかく、平穏な4年間になるといいなあ。

 

朝兼昼は焼きそばを食べた。
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醤油が切れたのでスーパーに行く。
暇なので化粧をちゃんとして、いつも着ない服を着る。
この半年から1年くらい、平日の化粧が極限まで省力化されており、具体的には「無」と「ファンデーション塗って眉毛描く」の2択になってきているのだけど、そうすると自分の顔を見る時間がかなり減る。朝なんて特に目も開いてないくらいの感じでやっており、夜も歯磨きしながらなんとなく表面についている汚れを落としているレベル。"ご自愛美容"みたいな言葉が産まれて久しいけど、自分を見てないから何が起きてるかもわからなくて、愛せてなかった。
で、久しぶりによくよく見てみると、嗚呼36歳。ケアを怠ってきた36歳、目の周りのシミが夜空の星のようだし、頬の毛穴も白詰草の花畑のようだ。輪郭はスモアで挟む前のマシュマロのようになっている。なるほど、なるほどなあ。すべて、いまはマスクで隠している部分だ。
ほんとはなんかいろいろと?美容液とか?イオン導入とか?スチームとかフェイスマスクとかなんならレーザーとか?やったほうがいいんだろうね?と思いつつ、ビューラーを久しぶりに使ったらまつげが長くなっていた。化粧しないが故に改善された部分はここだけか。基礎を無視した色塗りのような楽しい部分だけやって出かける。
COVID騒動が終わる日を待ってはいるけど、その日までにマスクに隠れた部分の顔をなんとかしておくべきだとはなぁ。美容整形や歯列矯正をやるなら今だという気がするな。

 

スーパーではしめじが安くなっていたので買った。


帰り道、ずーっと行ってなかった、名古屋最愛店(暫定)に誰もお客がいなかったので、これはと思って入ってパッとビールを飲み、お刺身を食べさせてもらう。とても美味しくて、かなしい。美味しい店の生ビールはコンビニで買って家で飲むビールの500倍くらい美味しいので、世界中の酒飲み全員がこのつらさを共有しているのだと思う。愛するお店で飲む愛するビールを失いたくないが、その行動によって人命を失うことは許されない、というかなしみ。
私以外にお客が入ったら、もう密なので、お金を払って店を出る。私以外にお客がたくさんいることもわかったので、支援の気持ちはほどほどで良いことがわかり、ホッとする。リスクを取れる人が取ってくれ、と思う。そしてこれをきっかけに感染したらこの日記は大事な記録になってしまうなぁとも思う。やっぱりしばらく外で飲むのはやめよう。わたしは弱い人間。

 

帰ってきて、顔が持ち上がるらしいと聞いて安い美顔器を衝動買いした。