先週の休みのこと


(12月3日の日記です)

 

なんだかすごく忙しい気がしてつらかった数日間が昨日終わった。定時より前に退勤して、生ビールを飲んで、映画館にM-1グランプリの準決勝のライブビューイングを観に行って笑った。
金属バット、ウエストランド、おいでやすこが、錦鯉が面白かった。金属バットは決勝に行かなかったけど、その他のコンビは決勝に進み、納得だった。
会場の映画館はほとんど満席で、みんなこの中継に3500円払っていると思うと驚きであった。映画の倍するのに…(時間も映画の倍あったのでそう考えれば理に適うのかもしれないが)これがお笑いの「市場」なんだなと思った。
ビールとハイボールを1杯ずつ買ってフライドポテトを食べながら観た。このご時世、隣の席も空いてないしあまりお行儀良くないな、と思いながらも、19時から22時まで4時間だもん、ビール1杯じゃ足りませんよ、ええ。
すごい満腹になって帰ってきて寝た。


今日は休みで昼前まで寝たり起きたりし、ホコリまみれになった部屋を掃除して、洗濯機を回したら断水で使えなかった。
おお、そうですか。
1ヶ月ほど前に修理に出したコートを取りに出掛けた。
木曜定休であった。店につく前になんとなく「おっ」と思って調べたら休みだとわかったのでえらかった。ポカポカ陽気だったので散歩のために出掛けたということにした。
本屋に行って『ニューヨークで考え中』の3巻を買う。
帰ってきておやつを食べながら読み、面白さに感嘆した。インターネットで連載しているのも読んでいるのに、本になっても面白い。
そして巻数を経る(=時間が経つ)につれ作者も私もいろいろな物事への認識が変わっていくさまが、この人と場所や職業は全く違えど同じ時代を生きているなぁと感じさせる。世の中はすごいスピードで変わっているし、人の考え方が変わっていくことも当然だ。作家とか著名人がよく昔の発言を掘り起こされて叩かれたりするけれど、「今はこう思っている」でいいじゃないかと思う。

ニューヨークで考え中(3)

ニューヨークで考え中(3)

 

同じ作家の『A子さんの恋人』を先日一気読みしたけど、やっぱりこっちのほうが好きだな。そもそも私は物語があんまり得意ではないのかもしれない。