アメリカのこと


一応、一応、アメリカ大統領選が終わった。


バイデン&ハリスチームが勝ち、トランプチームが負けた。トランプ氏はまだ負けていない姿勢のようだけど、これからどうなるんだろう。


バイデン氏のことよりも、ハリス氏が副大統領になろうとしていることが嬉しくて、もはや私の中では彼女が今回の主役だ。彼女のスピーチがとても良かった。話し方、盛り上げ方がめちゃくちゃ上手いし、「インド人の母が19歳でアメリカに来たとき、まさかこの(娘/黒人女性が副大統領になる)ことを想像できたでしょうか。でも彼女はアメリカを信じてきたし、同じような女性たちの積み重ねによってこの瞬間がある」といった内容は感動的だった。こういうときに自分の話を一切しないんだもんね。


アメリカに憧れる気持ちを取り戻させてくれてありがとう、といったところ。

そしてこれを上回って、トランプ政権が終わることへの安堵がある。
この4年間、トランプ氏のやることなすことにいちいち戸惑い、ときに悲しみ、苦しんできた…と言ってもよその国の人間なのでそこまででもない、けど、"私の好きな在米の人たち"が苦しんでいる姿を見ては心を痛めていたのは事実。友達がいじめられててツラい、というような気持ちでいた。
とはいえほぼ半分くらいのアメリカ人がトランプ氏を変わらず支持してるわけで、それがすごいことだなと思う。なんでなんだろう。この辺、要勉強だな…。

日本で選挙があるとき、自分のタイムラインのムードと選挙結果が異なる(投票率も、誰が当選するかも)ことが多くて、世間というものが私には見えていないのだなと思う。前回のアメリカ大統領選もそんな状態だったけど、今回は少し希望が持てたな。