飲みに行きたさとサイゼのこと


昨日は休みで、朝ちゃんと起きて掃除したり洗濯したりアイロンかけをしたり、ずっと放置していた家のクローゼットの修理をしてもらったり、髪を切りに行ったりと、大変充実していた。

夕方から、友人のさとこさん夫婦とクイズマニアの中野さんと4人でビアホールに行く会。とてもとても久しぶりに友人という存在にリアルな場で会った。毎日同僚かコンビニの店員さんくらいしかリアルな人間に触れておらず、あとはすべてインターネット越しなので、存在感とタイムリーさを兼ね備えた人との会話は喜びだった(もちろん話した内容も面白かった)。口にものを入れるとき以外はマスクをされる紳士たちにソーシャルディスタンシングが感じられた。わたしは途中からマスクを忘れて飲んだ。
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あれやこれやとビールを飲み比べ、フィッシュ&チップスも食べて、満腹になって解散したのだが、結局そのあと盛り上がりが収まらず、1人でワインを飲んだ。そして誰にも秘密だけど、このビールの会の前に美容室の近くの飲み屋で既にビールを飲んでいた。

要は一件の飲み会に対して、0次会と2次会をきっちりと1人でやり切って三軒はしごしているのだった。しかも都度つまみも食べるので悪い。結局最後にカレーも食べてしまい、お腹がたぬきのようになって帰った。

 


今日は心機一転、休み明けの爽やかな気持ちで通勤し、イレギュラーなこともありつつ仕事をして定時になった。あーもう帰ろうかと思いながらも、あ、これどうなんだっけ、ん、これは、などとやっているうちに時間が過ぎていく。それに伴って飲みに行きたさがぐいぐいと上がってくるのを感じる。

家でなにか適当に飲むのが安上がりだし健康的だとわかってはいるのだが、昨晩のはしごツアーでタガが外れてしまったようで、どこかに行って飲みたい、店屋で出てくるなにかを摂取したいという気持ちが高まる。昨日の疲れと今日の疲れが全く別物であるのと同じように、昨日の飲みたさと今日の飲みたさは全く違って、非常に新鮮な感情なのだ。そのことに気付いてデスクの前でひとりハッとしていた。


で、サイゼリヤに来た。

久しぶりに来てみたら、値段がおかしい。こんなに安かったっけ?

デキャンタワイン200円。丸々した立派なキュウリのピクルス200円。ほうれん草のソテー200円。チキンとチョリソーのグリルセット(付け合わせなし)600円。

計1200円。

こんなに安い店があって、世の中のすべての同業者は気がおかしくならないのだろうか。わたしはサイゼに勤めてこの素晴らしさの秘密を知りたい。でも中途採用は店長候補しか採ってない(当たり前)。店長をやるのは嫌だから秘密が書いてある本でも読もう。
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そのあとすごくいい気持ちでコンビニのチーズバーガーを食べてしまう。なにかがおかしくなっているのか。また腹がたぬき化した。帰宅して体重を計ったら3〜4日前と比べて3キロほど増量していた。納得。