帰ってきた酔っぱらいのこと


久しぶりに26時過ぎまで飲んでしまった昨晩。もはや今朝。
もはや何を話したか記憶にないし、ちゃんとお金を払ったか覚えていない。変な暴言を吐かなかったか心配だ。Twitterには謎の酔っぱらいポエムが残されていた。酔ったらツイートできなくなる機能、10年待ってるけど実装されないな。

 

飲み会の場所からタクシーに乗り、2:30頃、家の近くで降りたようだ。
そして2:52にコンビニに寄ってなにか買ったようだ。
そして、家に帰ってみたら、家の鍵がなかった。

かばんをひっくり返してもない。あれ、これ、どうしたらいいんだ。「鍵がなくて家に入れない」と彼氏(東京にいる)(当たり前だが寝ている)にLINEしていた。それが4:32。
サーッとなった。
コンビニに寄った記憶があったのでコンビニに戻って「鍵落ちてませんでしたか」と聞いた。「ないです…」と言われた。この時間にこの人なんなんだろう、と思っただろう。ごめん、コンビニの人。
思い出せ思い出せ、と焦っているのだが、悲しいかな酔っ払い。なにがどうなっているのか全くわからない。こわい。
交番に行くか?と思うのだが、どこに交番があったかがわからない。それに、こんな酔った状態で交番に行って、事情を説明できるだろうか。もし交番に鍵が届いていなかったら、それこそどうしたらいいのだろう。自分の家の合鍵を持っている人なんていないし、始発の新幹線で実家に帰らないと寝る場所がないかもしれない。実家に帰っても名古屋の家の鍵はないから、そしたらどうしたら…???大混乱。

ちょっと待てよ。コンビニで買い物したのが3時前。鍵がなくて困っているのが4時半。
この空白の1時間半、何をしていたんだろう。

 

答えは、近所の公園で寝ていた…のだった。

 

恐ろしい。
なんということだろう。
公園のベンチに家の鍵とカップ麺がボロっと置いてあった。
そういえばベンチに座って休憩した気がする。でも、あとちょっとで家じゃんよ。なぜ真っ直ぐ帰れなかったのだろう。誰も通らなかったのだろうか。つらい。危ない。恥ずかしい。でも、鍵があってよかった。
カップ麺を手に持って帰って寝た。

 

今日と明日が珍しく連休なので嬉しかったんだろうなと思う。いろんな人が喋っているのが面白くて、終電で帰る人たちの流れに乗らずにぽこすか飲んでしまった。楽しくてよかったね、と思いつつ、自分の久しぶりの奇行にドン引きした。

35歳、そろそろこういうの卒業したと思ったのにね。あーびっくりした。