すごい贈り物のこと

先日34歳になった。
感慨は特になく、多少の焦りがある。焦りと言いつつ、お誕生日は休みにやりたいことにあげていたことをほとんどせず、だらだらして過ごした。掃除を少しした。生まれて初めて風呂釜洗浄をして使う水の量におののき、待っている間に放置していたコンロを磨いた。ビールとハンバーガーは実践した。いい日だった。


関連して、驚くべき贈り物をもらった。
しかも2つも。


1つめ。
スナックをやりたいといろんなところで言っていて、実はその店名も半分決めている。それとは別で、Instagramで自炊の写真をアップするときに使っているハッシュタグがあり、それが #スナックむま である。自分で写真をアップしつつ「こんな食べものが出てくるスナックって相当場末だな」と思ってお招きできない気持ちになることもあるほど、どうしようもないメニューが多い。そもそも自分が作った食事にハッシュタグをつけて『〇〇ごはん』とか『〇〇キッチン』とかやっている女子たちに「うわ〜なにそのセルフブランディング的なやつ…」とドン引いていたのだ。でもいつの間にか時代に自意識が負けた。なんて他人任せな物の言い方なんだろう。いつの間にかインスタのハッシュタグ文化にかぶれたのだ。そこでわざわざつけたのが『スナックむま』であった。『メシマズ嫁』という言葉はだいぶ下火になっているけれど完全にその種の人間なので、実際にスナックをやる暁にはあまり工夫のない、間違いのないメニューを揃えたい。豚汁とか。


前置きが長くなりがち。


それで、もらったのが……なんだこれは!
f:id:l11alcilco:20190513225424j:image手のひらに乗る!
しかも…f:id:l11alcilco:20190513225427j:image光る!!!!!
姉が作家さんに発注してくれたそうだ。すごい。神なのか。
f:id:l11alcilco:20190513225342j:image
あまりにとんでもなくて箱を開けた瞬間笑いながら一旦閉めてしまった。
そのあといろんなところに置いて写真を撮ったり電気を付けたり消したりして写真を撮って大いに楽しんでいる。
開店したな、と思った。
看板があるから開店したんだろう。
びっくりした。

 

2つ目。
お誕生日プレゼントを渡したい、と彼氏から3月に言われて困惑した。なんならホワイトデーでそれをいただいて、5月に他のものをいただいても結構ですよと強欲さをみせつけそうになった…ところがどっこい、開けてびっくり玉手箱。


わたし「これはお誕生日ですわ…最高すぎてもうなにも欲しがれない」
彼氏(どやー)


それがこちらです。
ペヤングf:id:l11alcilco:20190513225556j:imageリュック!
どこで売ってるのかわからない、そもそも売っていたことすら知らなかった、こんなキテレツな商品を探してくるとは。この人も神なのか。身の回りが神だらけで焦る。いつからみんな天上に…?
伊香保でのペヤングイベント訪問時に、気が狂ったようにペヤングを買い漁る彼女(わたしのこと)を見て、「こんなにウケるコンテンツだったのかペヤングよ」と彼氏はきっと思ったのだろう。”ペヤング グッズ”で愚直にググってくれたかと思うと、そのお気持ちがありがたくてひれ伏してしまう。そしてペヤ旅の熱冷めやらぬうちに、フライングで渡してきたリュック。なんかでかい荷物持ってるな〜とおもったらこれ。袋から出てきたときの衝撃。「なにこれ!!!!」と100回ほど叫んでしまったことを、今更ながら近隣の方にお詫びしたい。いまとなっては5月まで渡すのを待てなかったの、わかる。
f:id:l11alcilco:20190513225613j:image
背負うとこんな感じ。

 

驚きの2品目以外にも、いろいろな方からいろいろなものをいただき、感謝感謝の日々。ちゃんとしなくては。


f:id:l11alcilco:20190513225701j:image開店の花とともに(うそ)