昨日と今日で本を6冊も買ってしまった。読みたい本があるのは良いことだと思うので、まあまあ出費ではあるが買う。昨日と今日で3冊読み始め、2.5冊読み終えた。
「キム・ジヨン」の終わり方がホラー映画のようでぞっとした。でもこれが売れるのはわかるし、大人は全員読むべきだと思う。解説にある内容も含めて。わたしはわりと医学部入試の点数問題について大きめのショックを受けたので、そのことに涙した人と一緒に読んで悩みたい。つらい。
本屋のあと無印良品で化粧水を買い、ロフトに併設の本屋でまた本を買ってからロフトで味噌を掬って溶くアレを買い、包丁を研ぐことを今年の目標にしていたのを思い出して、600円の砥石のようなものも買った。荷物がとても重たい。
栄にある「ウェルビー」というカプセルホテルのサウナが全国でもイケてるサウナであると聞いてから、前を通るとわくわくする。ちなみに男性専用なので入れない。誰か行ってみてほしい。
「ウェルビー」の近くに「みどり」という年季の入った割烹があり、ランチをやっていたので入ってみた。美味しかったし、リーズナブルだった。なにより店内が信頼で埋め尽くされているようで、良かった。「ここで喰っときゃ間違いないんだよ」みたいなおじさんたちがお昼休みをすごしていた。おばさんたちが大声で叫びながら配膳している。わたしはすぐこういうお店のファンになってしまう。ツヤっとした木の店内に手書きのメニューが壁じゅうに貼ってある。メニューだけでビール2本くらい飲めそうだ(中瓶)。
荷物を預けて名古屋市美術館のアルヴァ・アアルト展を観に行った。木で曲線を作った建物がいくつもあり、かっこいい。しかし、あまり盛り上がらない。建築の気分ではなかったようだ。
名古屋市美術館の外に大きな噴水があり、初めてまじまじと観たら水の動きがとてもきれいだった。その周りに黄色い帽子をかぶった小学生が二人戯れていて、その感じも良くて、ひとしきり眺めていた。一人で観ているのがちょっと寂しくなったのでインスタライブで中継してみた。6人くらい観てくれた。急に無音の噴水の動画を見せられて、なんだこりゃ、と思ったでしょう。そういうわけでした。すみませんでした。
噴水を見終わって、もう名古屋に越してきて1年になるけど、まだまだ観光気分でいられるものだなあ、と思った。
帰ってきて包丁を研いでみたけど、いまいちだった。味噌を掬って溶くアレは最高だ!もっと早く買えばよかった。