恥ずかしいけどわかったこと


この3〜4日なんだか変だ。
仕事が楽しい。
ような気がする。
いくらでもできる。
ような気がする。

朝行かなくていいならより良い。
希望としては10時半から20時くらいで働きたい。
実際そうしている日もあり、1時間(定時は9時)違うだけでこんなに楽に感じられるのはなんでだろうかと思う。
ちゃんと定時で行く日は行く。当たり前か。

時間のことはさておき、たぶんいま楽しいのは自分の部署以外の人とも一緒にわちゃわちゃやっているからだ。新鮮さがあって楽しい。
それと、ある程度自分に発言力があるのと、別な部署の人に頼られているのも嬉しい。

そうなのだ。

恥ずかしいけどわかったことは、私は「誰にも嫌われたくない」だけでなく「誰からも好かれたい」うえに「人気者になりたい」気持ちがめちゃくちゃあるということだ。
周りの人はみんな知ってたかもしれないけど、自分ではつい最近まで気が付かなかったのだ、そんなモチベーションで自分が動いているなんて。

人気者になりたいって…なんなの…と思うけど、いま楽しく働けているのは、自分の部署の人にも他の部署の人にも「これl11aさんに聞いたらわかるかと思って」みたいな態度で接してもらえて、要は頼ってもらえているのが気持ち良いからだ。
その分、いろんな人にうまく使われているのかもしれないけど、今はいい。なんでも屋みたいになって自分の仕事に名前が付けられないことに苦しむけど、ずっと前に、「スペシャリストとゼネラリストだったらどちらになりたいか」みたいな問いがあったときに「なんでも自分でできるようになりたいから、ゼネラリスト」と答えた記憶があるから、そのとおりになっているだけだ。

しかし、転職しづらい。前職までは明確だったのに、わたしのキャリア。もう、ぐちゃぐちゃになって、どうにもならない。
中間管理職になったけど、マネジメントや育成は結局ほとんどしていないから、管理職としては転職できないししたくない。

もうこのままなのか。

それはそれで不満で、またどこか知らないところに勤めたい気持ちはある。でもしばらくは今の楽しさ優先で、このまま好き勝手に働かせてもらおう。


f:id:l11alcilco:20200930222916j:imageこの恥ずかしいけどわかった気持ちを過剰に持っているから、ちょっとでも「こいつ使えねーな」「邪魔なんだよ」みたいな態度に触れると、一気に落ち込んでしまう。そんなこと誰も言ってこなくても、声色とかでも落ち込む。大人なのに。来週にはもうしんどくて行きたくなくて泣いている気がする。不安だ。

(写真は最近食べた美味しいものです。マグロの赤身とトロと沢庵が巻いてある太巻きでした)

自炊もしくは料理のこと


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しばらく自炊を全くしていない。


しなきゃなー、と思いながら、今日こそは、と思いながら、ずーっとしていない。最後がいつだったか…と思ったら8月末にイナダシュンスケさんの鶏むね肉の焼き方が流行って、その真似をしたときくらいからやってない。しかもそのときも「久しぶりに料理するなぁ」としみじみした気がするくらいだった。

1ヶ月もしくはそれ以上の期間、何を食べていたのかと思うと、楽しい外食もあったけど、主に吉野家に行ったり、カップ麺を食べたり、コンビニのお惣菜を食べたりしていた。

料理をしない人の食生活ってこうなんだな、つまんないな、と思う。料理をすれば好きな食べものを好きなように作れて、(うまくいけば)外食より安くて、美味しいのに。

でも、そのつまんなさを凌駕するほどにやる気が出なくて、何も作らない日々が続いている。

数日前、セブンイレブンで買った卯の花と、ちくわの磯辺揚げを、パッケージから直で食べながら、缶チューハイを飲み、「なんか人生が終わった感じがするな」と思った。

一時期は料理を仕事にしたいかもしれないとすら思っていたのに、ケータリングの真似事をしていた…と言うと失礼なほど何度かちゃんとお仕事もさせていただいたのにな*1*2、という意味で、過去の自分の人生が終わったように思った。

こうやって人生のいろんな場面が終わっていくのかな。

いやいや、こうやって何かを代わる代わる楽しんでいけば最後に思い出がいっぱいで楽しかったと思える人生になるのかな。最後にそんなこと思う余裕あるのかな。

明日休みたいな。

 

*1:そして人のお腹を壊したこともあった

*2:ごめん

ペヤングやきそばApplePieのこと


出ましたね。
買いました。

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なんで宇宙…?そんなに壮大な味がするのかしら…どういう意図なのかしら…
りんご、ホントに入ってるのかしら…
そもそもこれはデザートなのかしら…ご飯なのかしら…
疑念ばかりが渦巻きますが、とりあえず食べてみました。

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りんごが入ってるかは、見たらちゃんと表記されていました。
しょっぱいのかな?完全に甘いのかな?実はこういうデザート系のペヤングは初めてなのでフワフワしながらオープン。

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開けてみると、かやくの具がりんごしかない。皮が赤くてかわいいね。
いつものスパイス袋にシナモンシュガーとか入ってたら本気な感じでいいのにね、と欲張りな思いを抱きつつ作ります。

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できました。ソースをかけたらふわ〜っとシナモンの香りがしてきて笑ってしまった。カップの中はアイボリーがかった色彩のみ。いつにも増して地味な見た目。
食べると、りんごは、本当にアップルパイに入っているみたいな、少しシャリっと感を残して煮たようなお味。
全体もりんご風味で甘い。
けど、やわらかい甘さ。
つまり…味が薄い。
濃かったらとても食べづらいんだろうけど、いつもなら多く感じるソースがちょっと足りない。うまくソースを行き渡らせられなかったこちらのスキル不足もあるのか、素のペヤングを食べている部分がチラホラありました。素ヤング*1好きだから、いいんだけど、ちょっと物足りない…
残念ながら結局その薄甘さに飽きてしまって、七味を振ってみたり、ポン酢を掛けてみたりしながら完食しました。ポン酢はダメだった。

 

そんなわけで
決してまずくはなかったよ。
でも、超美味しい!おすすめ!というほどでもない…
味なしペヤングに興味のある方は好きな調味料を準備して後半楽しむのがいいかもしれません。

 

 

*1:初めて言ってみた

昼すこし動く休みのこと


昨日は休みだった。

最近は休むと昼すぎ(というか、夕方)まで寝てしまいがちだったのだけど、今朝はゴミを捨てるという絶対に負けられない戦いがあったので、きっちり起きて朝ドラも観た。

ゴミを出しに行ったら集荷の方がちょうど収集車にゴミを詰めているところで、慌てて直接渡した。朝ドラの後、あさイチをだらだら見続けたせいで時間が経っていた。危ないところだった。

そのまま、コロナのあれこれで増えた大量の段ボールを紐で縛って、回収所みたいなところまで歩いて持って行った。ずっとやろうやろうと思っていて、でも後回しにしていたので、持って行けてスッキリした。しかも回収所にいた方が「そのへん置いといていいから!ナイショよ!」と優しくしてくれて良かった。段ボールが部屋に大量にあるとそれだけでゴキブリを呼ぶ気がして、ずっとヒヤヒヤしていた。ヒヤヒヤから解放されてうれしい。

戻ってきて麦茶を飲み、まだ時間が早いので豊かな気持ちになる。

そのあとクリーニングを取りに行きがてらスーパーに寄ったらお客さんがいっぱいいるし、商品もしっかり積んであってびっくりした。いつも行く時間帯は、ぽそぽそ残ったものが並んでいる棚なんだと初めて気が付いた。夜に食べたいものがわからなくてフラフラしてる人たちと、昼に家族の分をしっかり買いに来ている人たちとのエネルギーの差がすごい。元気。
まっすぐ帰ってきてクリーニングを忘れた。

スーパーで買った丸いパンを食べながら、コーヒーを飲みつつ、今さらのNIZI Projectを観る。かわいい。

朝からずっと起きていて、お出かけというほどでもなく少しウロウロしていて、酒も飲まない。こういう休みってすごくいいな。

すごくいい〜〜〜と思いながら仕事も少しする。
結局仕事を少ししたらめちゃくちゃ怒ってしまう事案があり、すごくいい休みは終焉を迎えた。

 

 

湯切らないU.F.O.のこと



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コンビニをウロウロしていたら、見つけてしまった『日清焼きそばU.F.O. 黒胡椒肉あんかけ焼きそば』。パッケージに踊る"湯切りなし"の文言…その手があったか、さすが日清! カップやきそば界に訪れた革命!湯切らないことで始まる新たなストーリー!
とか思いましたが、前にも販売していたみたい。知りませんでした。


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かやくは麺と一緒に入っていて、袋は粉末ソースと「とろみの素」が1つずつ。5分待ったら湯切らないお湯にこれを溶いて、1分混ぜてくださいとのこと。

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5分待ったあと。結構シャバシャバ。f:id:l11alcilco:20200912190405j:image
ソースととろみの素を溶いて混ぜたあと。ちょっとモッタリ、ツヤツヤしては来たけど、水分量が大幅に減るわけでもなく…あんかけ焼きそばと言うより、とろみスープそばって感じ。

 

で、食べてみると、むむむ美味しい。今まで食べたことのある UFO の中で一番美味しい。麺もいつものと違って美味しく感じるし、タレも美味しい。醤油味をベースにしてやや胡椒のスパイシーさと、あとごま油のいい香りがします。 ごま油はとろみのもとから匂いが出てきたのでそこから来ているのかな…とかいろ言いましたけど、これ、「カップヌードルの普通味がめちゃくちゃ伸びちゃった時の味」にすごい似てる…?謎肉みたいなのも入ってるし…

というわけでこれはこれで美味しかったよ、っていう話でした。あんかけ感をうまく出すための"半分湯切り"みたいな新ソリューション求む。

不要な懸念のこと


いま、いちばん自分自身と関係のない、考えても仕方のない懸念事項がある。

それは、古賀さんの息子が反抗期になったらどうしよう、ということだ。

古賀さんというのは知人でもない、デイリーポータルZの編集部の古賀さんだ。心の底から尊敬しているブロガーでもある。誰のブログが面白い?と訊かれたら 古賀さんのブログ をオススメする。古賀さんのすごさは言葉では表せない、でも書いている言葉がすごいのだ。毎日のことを淡々と書いているだけなのに、それが独特にみずみずしいからつるつる読めて、笑えて、ふいにぐっとくる。デイリーはずっと読んでいてべつやくさんも乙幡さんも本当に素敵でい続けているけど、いま、わたしにとって1番輝いて見えるのは古賀さんだ。

その古賀さんは小学1年生のお嬢さんと中学1年生の息子さんと三人で住んでいる。お二人とも素直に、古賀さんらしさを存分に蓄えながらもすくすく成長されている。
でも、先日のブログを読んでいて冒頭の不安が急に胸に訪れた。息子さんの反抗期…。心の底から無意味なのだけど、あと1年か2年、時が経って「マジ親ウザイ、妹も、喋りかけてくんなよ」みたいになったらどうしよう。ご飯は、ゲームは、宿題は、部活は…なにも話してくれなくなったらどうしよう。どうしようもないし、ああ、今の朗らかな日々がずっと続いてほしい。古賀さんはきっとその辺りも成長の過程か、1日のうちの一瞬としてサラッと書いてくれるのかもしれない、でもさみしい。リアリティショーではなく、リアルだから、そんな望みは叶わないだろう、生活はじっくりと変わっていくのだろうと、わかってはいるのだけど。

 


古賀さんが日記を本(同人誌)にして販売していることと関係していると思うのだが、デイリーポータルZのウェブマスター林さんと、営業部長の安藤さんの日記も本になった。

買った。読んだ。
面白かった。

それと、お二人共めちゃめちゃ働いてるな…と頭が下がった。

まず安藤さんが広告記事の営業をされているということも知らなかったし、そもそも記事広告というものの内実を全然知らなかったからまったくもって勉強になった。そのお仕事に加えていろんなライターさんの編集もしてて体も鍛えてて家族もいて…この人すごいな…と尊敬が高まった。
林さんはやっぱり、企画する、書く、撮る、編集するなどなどの「作ること」に特化した脳になってるんだな、と思った。常になにか(ボツでも)に引っかかりを見つけていて、それをどう見せたら面白いかの考察が頭の中ですごいスピードで繰り返されてる。そして実行もスピード感がすごい。こういう脳って鍛えれば鍛えるほどそうなると思う、やってなくて真逆にいる自分を認識してるからわかる。最近まったく頭がそういうように働かない。かなしい。
合間に入ってくるウェブマスターとしての会社への説明や売上予算についての話が生々しくてまた良い。最近のデイリーにバナーや謎の広告がばんばん入ってる理由がよくわかるから、この人のためにバナーをたまには踏もう…という気持ちになった。広告を踏む気にさせる、すごい広告効果のある本だった。

ちなみに先日、飲み屋さんでこの本を読みながらビールを飲んでいたら隣の人に「何を読んでるんですか」と声をかけられた *1 。なんて言っていいかわからなくて「…デイリーポータルZというウェブサイトを知っていますか…?」と返したら「知りません」。「あ、そういうウェブサイトがあって…」と説明しながら、(ああ、こういう若くておしゃれな人に知られていないんだから、デイリーはやっぱりまだマイナーカルチャーなんだな…)と痛感した。広告営業もバズらせも頑張ってくださいと改めて思った。
あの人はオモコロだったら知ってたのかな………しゅん…

 

 

*1:そういうディスタンスのダメな飲み屋に結局行ってしまっている近況

飲みに行きたさとサイゼのこと


昨日は休みで、朝ちゃんと起きて掃除したり洗濯したりアイロンかけをしたり、ずっと放置していた家のクローゼットの修理をしてもらったり、髪を切りに行ったりと、大変充実していた。

夕方から、友人のさとこさん夫婦とクイズマニアの中野さんと4人でビアホールに行く会。とてもとても久しぶりに友人という存在にリアルな場で会った。毎日同僚かコンビニの店員さんくらいしかリアルな人間に触れておらず、あとはすべてインターネット越しなので、存在感とタイムリーさを兼ね備えた人との会話は喜びだった(もちろん話した内容も面白かった)。口にものを入れるとき以外はマスクをされる紳士たちにソーシャルディスタンシングが感じられた。わたしは途中からマスクを忘れて飲んだ。
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あれやこれやとビールを飲み比べ、フィッシュ&チップスも食べて、満腹になって解散したのだが、結局そのあと盛り上がりが収まらず、1人でワインを飲んだ。そして誰にも秘密だけど、このビールの会の前に美容室の近くの飲み屋で既にビールを飲んでいた。

要は一件の飲み会に対して、0次会と2次会をきっちりと1人でやり切って三軒はしごしているのだった。しかも都度つまみも食べるので悪い。結局最後にカレーも食べてしまい、お腹がたぬきのようになって帰った。

 


今日は心機一転、休み明けの爽やかな気持ちで通勤し、イレギュラーなこともありつつ仕事をして定時になった。あーもう帰ろうかと思いながらも、あ、これどうなんだっけ、ん、これは、などとやっているうちに時間が過ぎていく。それに伴って飲みに行きたさがぐいぐいと上がってくるのを感じる。

家でなにか適当に飲むのが安上がりだし健康的だとわかってはいるのだが、昨晩のはしごツアーでタガが外れてしまったようで、どこかに行って飲みたい、店屋で出てくるなにかを摂取したいという気持ちが高まる。昨日の疲れと今日の疲れが全く別物であるのと同じように、昨日の飲みたさと今日の飲みたさは全く違って、非常に新鮮な感情なのだ。そのことに気付いてデスクの前でひとりハッとしていた。


で、サイゼリヤに来た。

久しぶりに来てみたら、値段がおかしい。こんなに安かったっけ?

デキャンタワイン200円。丸々した立派なキュウリのピクルス200円。ほうれん草のソテー200円。チキンとチョリソーのグリルセット(付け合わせなし)600円。

計1200円。

こんなに安い店があって、世の中のすべての同業者は気がおかしくならないのだろうか。わたしはサイゼに勤めてこの素晴らしさの秘密を知りたい。でも中途採用は店長候補しか採ってない(当たり前)。店長をやるのは嫌だから秘密が書いてある本でも読もう。
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そのあとすごくいい気持ちでコンビニのチーズバーガーを食べてしまう。なにかがおかしくなっているのか。また腹がたぬき化した。帰宅して体重を計ったら3〜4日前と比べて3キロほど増量していた。納得。