てんやわんやのこと

この3日で6日分くらい働いた気がする。 いつもちんたらやっているけれど、突然対応しなくてはいけないことがボコボコと発生して、もともとやる予定にしていたことも後回しにできず、心身共にてんやわんやした。

 

こんなに忙しかったことが今まであっただろうか…と思うと、多分あった。
たとえば、期日までに絶対に入れなくてはいけない荷物が税関で止まって、上司とお客様に謝りに行きつつ、税関に掛け合ってもらうのだけどどうにもならなかったり。その直後に退職するの決まってたから引継ぎも同時にしたり。この荷物は結局全然売れなくて、あのドタバタはなんだったんだと思った。
それから、作ったものに不具合が出て、チームの人も一緒に全部検品しもらって、いかにダメかという旨を時差も感覚の差もある人たちに伝えて、どうするか相談したり。こっちは結局、長いプロジェクトになって、全く想定してなかった形で解決した。あと、めちゃくちゃ売れた。

 

今のドタバタは過去のドタバタに比べると規模は小さいけど、品目は多くて、それなりにみんな必須で、しかも責任は自分にあって…てか責任とるって何することなんだろ、と思ったりして…
そんな中で「すみません、新年の社員懇親会で使うビールを頼みたいんですけど…」

「それも俺!?」
目がぐるぐるしてしまう。

 

自分でスーパーに行け!と叫びたがる心を抑え、ご対応申し上げながらエレベーターの鏡に映った自分を見たらすごいクマが顔に貼り付いていた。前夜、飲みに行かずにお風呂に入って寝れば良かった。でも飲みたいじゃん…

数日頑張ったので今朝は1時間遅れて出勤。冬の朝日の中で食べるセブンイレブンブリトー(ハムチーズ)がたいへん沁みた。

 

サッポロ 黒ラベル [ 350ml×24本 ]

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  • メディア: 食品&飲料
 

 

 

同じ目標のこと

 

年末になると、ああこの一年これもできなかった、あれもできなかったと思って、新年の誓いをいくつも思い付く。その内容がだいたい毎年同じになってきた。

 

料理して、お弁当生活する。
魚を捌けるようになる。
絵の練習をする。
花を飾る。
本を作る。
コンスタントに運動する。
それにより姿勢良くする。
鼻呼吸する。
朝起きてご飯を食べてから出かける。
以上の総合として体力をつける…

 

大体!毎回!いつも同じメンバーで再会!
というフレーズが頭を巡る。

 (検索したら出てきた)

 

3年くらいはずっと同じ目標を思っては、特に誰に宣言するわけでなく、つまり達成する気もなく、できる日もあり、できない日もあり、主にできない日ばっかりで、あーあ、と思って生きている。

 


目下、どうにかしたいことは腰痛を治すことと年賀状の準備なのだが、まずその2つの相性が良くない。
年賀状の準備は机に向かって座っているのがしんどい、腰にくる。お送りする先の数を減らしているとはいえ、小一時間以上集中してなにか書き付けているのはつらい。送る相手に真剣に幸せをお祈りしてしまう大好きなイベントなのだが、ぎりぎりまで手を付けないイベントでもある。
腰は、去年も痛くなって、よろよろと鍼医に通ってなんとか改善したのだが、またダメになった。冷え性、運動不足、湯船に浸からない、スマホかPCをずっと見る暮らし、安くて乗っちゃった高速バス、すべてが悪循環していて、ずーんと痛い。

鍼医にまた行って、ビリビリ〜っとやられたい気持ちもあるのだが、鍼医に行ったら鍼を打ってもらえるだけでなく、いろいろ生き方を問うてくるのだ。
「朝、お米を食べなさい」
婦宝当帰膠を飲みなさい」
「歩きなさい」
「お風呂に入りなさい」
わかってる!婦宝当帰膠はなんか効いた気がするけど…生理痛も良くなった感じあったけど…わたしの毎年同じ目標を見てよ!それができたら腰が痛くなることないのよ、わかってるのよ…!という気持ちでまだ鍼医に行ってない。なので、来年も同じ目標です。

 


あ、今年の目標ちょっと達成してた。1冊だけ本作ったので買ってください。ほんとはあと2冊くらい似たような本作りたかったのですけど、それは来年の目標です…

 

アナ雪2のこと

観ました!

超面白かった!

 

以下ネタバレ!

 

❄❄❄

 

 

 

① ポケモンがでてくる

② 1人バックストリートボーイズみたいな人がでてくる(でも1人)

③ みんなの黒歴史

④ 最終形態エルサが超かっこいい

⑤ テーマワードが良い

⑥ テーマソングをロックにした人と握手したい

イントゥ・ジ・アンノウン(エンドソング)

イントゥ・ジ・アンノウン(エンドソング)

  • パニック!アット・ザ・ディスコ
  • サウンドトラック
  • ¥255

 

テンポが良い、なにもかもの結論がすぐ出るのが気持ちいい。ファンタジーにリアリティみたいなものを挟まないガチのファンタジーにしているところが格好いいし、疑問を感じさせない強い画面に惚れ惚れする。トイ・ストーリー4では「がんばって続編作ったらこうなったんだなー」と思っちゃったけど、アナ雪2はさすがディズニーと思えた、拍手!

 


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名古屋観光のこと(2)

土日は前の職場の同僚が3人で名古屋に一泊旅行で来てくれた。

 

土曜日は働いていたので夜から合流。いま名古屋に住んでいる元同僚・かなこさんがアレンジしてくれて、栄の『カモシヤ』に初めて行った。味噌おでんを食べながらワインが飲める、お洒落で来客にちょうど良いお店。
"福煮"という名前で味噌おでんの底に溜まった煮崩れたものを食べさせてくれて、面白かった。残り物には福があるというメッセージのメニュー。全体的に真っ黒なので闇鍋状態だ。食べてみて「あ、これタケノコだった!」とか話すので盛り上がった。名を体現している。もちろん通常のおでんメニューも美味しい。〆に食べた名古屋ハヤシという食べ物も、初めて食べたけどなかなか罪だった。
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もう一軒行こう、となって、『WALTZ』へ。
デザートのような感じでフルーツサワーを飲むのがちょうど良い。お通しに駄菓子が出て、それもまた良い。ポリポリやりながら"チーバくん"みたいに愛知県の形をキャラクター化できないか、などと話し、それがすごく難しくて笑った。
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そのあとカラオケ。久しぶりにイノセントワールド(ミスチル)を歌った。終電でわたしは帰り、旅人たちはかなこさん宅へ。

 

日曜日は朝から『サツキとメイの家』へ。モリコロパーク、15年ぶりに行ったがこんなに広々して気持ちの良い場所だったとは驚きだ。万博のときはとにかく人人人で溢れていて、なにを見たかの記憶も怪しい。

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ちょっとひと山越えたような静かな場所にある"家"は、こだわりに溢れていて、これまた驚いた。『となりのトトロ』の舞台になったそのままを心底ていねいに細かく再現していて、ぞっとするほど。
下駄箱を開けると入っているメイちゃんたちの長靴、冬の間は押入れに仕舞ってある麦わら帽子、サツキちゃんが早起きして詰めていたアルミのお弁当箱、そして本が山積みになったお父さんの書斎…などなど、今すぐ実写映画が撮れそうな完璧な世界だ。
生活用品は季節に合わせて入れ替えていると言っていたけれど、そもそもこの時代のものをこんなにも、どこから集めてきたんだろう。高畑勲展を観たときも思ったけど、ジブリ関連の人たちの執念は尋常ではない。こだわり力(りょく)をいくばくか分けてもらいたい。
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そのあとは、電車に揺られて豊田市美術館へ。
建物も良いし展示も良い。静かで落ち着く。旅のメンバーの帰りの新幹線の時間が迫っていたのでササッとしか観られなかったから、また一人でじっくり味わいに来よう…とズルいことを思った。
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あわあわと名古屋駅まで戻ってきて、お別れ。
殆ど2年ぶりに会った3人といろいろ話せて面白かったし何よりラクだった。同世代の仲間は貴重だ。この人たちと知り合えたことが前職に勤めたことの価値の1つだなと思う。みんなが帰るのが寂しくて泣きそうになってしまう。次はいつ会えるのだろう。

 

寂しかったので名古屋在住組二人でめそめそしながらすぐ飲みに行った。いか団子は良い。f:id:l11alcilco:20191212003645j:image

 

 

名古屋、というより、広域名古屋観光だったけど、これはこれでまた良かった。名古屋市内にこだわる必要はなにもないし、時間があればむしろとても良い。ジブリパークができたらもう広域名古屋は大変なことだろうなと思う。でも、きっとそのときまたみんなが来てくれるだろうなと思うとすこし嬉しい。

 

名古屋観光のこと

先週は愛しい友人たちが名古屋に遊びに来てくれて、いろいろと観光したので書いておく。

 

木曜はごまさんがシャムキャッツのワンマンライブのために来てくれたので、ライブまで遊んだ。

お昼は『山本屋総本家』の大門本店に行き(本家とか本店とか多すぎ)、よいムードの中で瓶ビール&青唐辛子のだし巻き卵。そして漬物と味噌煮込みうどんという流れ。
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青唐辛子のだし巻き卵はとても美味しくて、名古屋に来たら食べてほしいおつまみランキング2位なので、積極的に勧めていきたい。なお、1位は味仙のコブクロ
味噌煮込みうどんは美味しいだけでなく、ローカルカルチャーのかたまりという感じがして大好きだ。
まず麺が硬いこと、ごはんのおかずのようにうどんを食べること、付け合わせのお漬物が美味しいうえに、とんかつ屋のキャベツのように追加で食べさせてくれること、そして極め付きは鍋の蓋を取り皿にして食べるという作法。初めて言われたときはギョッとしたけど理に適っているし、郷に入っては郷に従っている感じが楽しい。これは上品なのか下品なのか?疑問に感じつつも、これがルールであり最適解なのだ。隣に座ったおばさまがたも、ごく自然にそうやって食べていた。愛しい。
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その後は界隈の純喫茶を巡ろうと、近所の引力の強い店『喫茶ツヅキ』へ。
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サブタイトル(?)に「日夜ユニークな珈琲を研究する珈琲野郎の店」とあって、店内には焙煎室もあるしいろいろな産地のコーヒーを揃えている。というだけなら普通の珈琲専門店なんだけど、咲き乱れる造花、巨大なパフェ、平然とスタンバイする脚立、机にびっしりと書かれた大量のメニューなどなど…で完全に情報過多の空間になっている。
脚立は、名物「カフェオレ天井落とし」のために準備されていて、隣の席に座った人がその技を満喫していたので一緒に見せてもらった。中国の茶芸みたいな感じでカフェオレを注いでくれます。プレゼンテーションが面白すぎて笑ってしまった。
抹茶コーヒーと生姜コーヒーを頼んで美味しく飲み、おしゃべりなどして楽しく過ごす。

 

名古屋駅の近くの映画館で『すみっコぐらし』の映画を観て脳をゆるめ、栄に移動。
栄の『やまびこ』で箕面ビールのペールエールを飲んで、クアトロへ。

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シャムキャッツのライブは盛り沢山で楽しい。いい曲(とはいえCDで聴いたり歌詞カードを見たことがないから何を言っているかはほとんどわからないけど)(あと今どきCDで聴かないのかもしれないけどそこもわからない)がたくさんあるし、とにかく踊れる。ボーカルの人がパジャマ姿で踊るのを見ているとめちゃくちゃ誘われると思うのだが、ファンの女子たちの踊らない比率が高くてびっくりしてしまう。今回は熱心にヤイヤイやっていたら、隣で立ち尽くしていた女子も最後にはヤイヤイやり始めて嬉しかった。照れずに踊ろうぜ、そのほうが得じゃないか。

 

ダンスで喉が乾いたので、矢場町の『味仙』でビール。
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最高の状況で飲むビールは最高。
食べたことのないメニューを積極的に頼んで楽しんだ。カニの唐揚げを殻ごとバリバリと食べながら、すみっコぐらしのキャラクター"エビフライのしっぽ"を思い出す。エビフライのしっぽ、私たちこの調子で食べちゃうから、私たちの世界には現れないね…と、遠い目をしながら、バリバリ。
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楽しかった。

 

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11月の読書のこと

 

読書会入門 人が本で交わる場所 (幻冬舎新書)

読書会入門 人が本で交わる場所 (幻冬舎新書)

 

名古屋に来てから2回ほど猫町倶楽部の読書会に参加していて、著者であり主催者の山本さんにもお目にかかっていたので読んだ。
ものすごい頻度(ほぼ毎日レベル)で読書会があるのに、ご本人が毎回参加していることが大変なことだし、そうでなかったら会はずっと続いて来なかったのだろうなと思う。その一方で、参加しているメンバーが実務をボランティアで行うという仕組みもとてもよい。結びつきが強くなるのだろうなと想像できる。
イベントをやっていた…じゃなくて、まだやり続けるつもりでいる者として、わかる、と思いつつ、最近心底ひとりに慣れきって新しい集団に飛び込みきれない自分を思い出して少しへこむ。自分を開くことが全然できない。全然。

 

アーティスト症候群---アートと職人、クリエイターと芸能人 (河出文庫)
 


上記の猫町倶楽部で課題本になっていたので読んだ。会には参加してないけど、興味深い本が課題本になっていることが多いので告知を見ては参考にしている。が、この本についての感想はあまりありません…。

 

なんか表示がうまく出ない…稲田俊輔著『人気飲食チェーンの本当のスゴさがわかる本』。このブログでも何度も書いているけど、氏のファンなので読んだ。
熱量がハンパなくて笑ってしまう。Twitterにも書いたけどこのテンションは新書ではなく同人誌のやつ。途中で、以前あったメニューを再販してほしいと頼むくだりが出てきて「それここに書く⁉」と突っ込んでしまった。
読むととにかくサイゼとマックに行きたくなり、とりあえず書かれていたとおりに夜マックを買って帰って来て家で食べた。美味しかった。
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これもうまく表示されない…岸見一郎著『先に亡くなる親といい関係を築くためのアドラー心理学』。『嫌われる勇気』の人の本。
いま自分の中で課題になっている分野。読んでいて気付いたのは、もはやそんな段階ではないし、むしろ、いつそんなことをしても意味がないのに、「親にぎゃふんと言わせたい」という気持ちでずっと生きてきたこと。ずっとずっとそう思っていたし、未だにそう思う、もう言わないことがわかっていても。もうそれは諦めるというか、置いておくしかないようだ。「そんな思いがあったな」といつか思える日が来るのだろうか。あーあ。中島みゆき

 

 

真面目にマリファナの話をしよう

真面目にマリファナの話をしよう

 

 

著者を心の姉と思っているので、昨日から読み始めた。
おもしろそう。

 


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休みのこと

いつ会社に行ったかわからないくらい長く会社にいた気がするが、それでもせいぜい7日間くらいだった(12/1追記:よくよく数えたら9日間だった。うち2日は午後半休)。がんばったなあと思っていたら、飲み屋で30連勤した人の話を聞いてしまい、ばーんとなる。こちとら、月末に連勤がくる!という謎のプレッシャーで寝込むくらいの人物だぞ、と無駄に抵抗してしまいそうになった(しなかった)。寝込んだおかげで、今月も無事に規定通りの休みが取れた。来月も法令遵守していきたい。

 

今日は休みだ休みだと、朝からスパゲティとスープを食べ、東海地方の『王様のブランチ』的な番組『花咲かタイムズ』をダラ見する。そのすきに窓を開けてみたり、床を掃除してみたり、細々したものを片付けてみたり。誰が来るわけでもないのに。

会社に行くときはとりあえず適当なセーターとズボンで生きているので、休みのときくらいスカートを履こうと思って選んでみるが、なんだかピンとこない。あと、全体的にサイズがキツい。服はあるのに着るものがない課題、感じるの3000以上回目だ。誰に会うわけでもないのに来たり脱いだりして、へとへとになる。

昼は過去の自分が作ってくれた白菜と豚の炒め煮を食べる。

インターネット回線の乗り換えのために電話をしたり、ダウンジャケットをクリーニングに出したり、マイナスをゼロにするような休日だ。これから白髪を染めに美容院に行くのだが、これも同様。

誰に会わなくても、好ましい服を着ていれば楽しい気持ちになる。誰も来なくても、部屋がきれいだと清々しい。誰のためでなくても美味しくできたご飯は幸せを運んでくる。髪もちゃんと染まっていたほうがほっとする。

家事も美容も、つくづくセルフケアだなと思う。

淡々とやっていかないとなー、と言いつつ、えいやという力でしかできない。冬はえいやという力が出づらくて困る。暖かくしていかねば。


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